天気 :晴れ
メンバー:ひとり
行程 :古里駅5:50→(赤杭尾根~オハヤシノ頭)→有間峠9:50→(有間山~鳥首峠)→ウノタワ12:20→(大持山~小持山)→武甲山14:30→浦山口駅16:00
久しぶりに奥武蔵エリアを歩きたく秩父方面へ山トレに行ってきました。
残念ながら紅葉は終わってましたが天気が良く心地良い山歩きができましたが
ちょっと距離を欲張りすぎた感もあって結構しんどい山行となってしまいました。
有間峠周辺へアプローチするには飯能から朝8時発の名栗村方面バスの利用が一般的だが、
秋の奥武蔵は中高年ハイカーに大人気で朝のバスは満員電車さながらの大混雑が必死である。
流石にそれは勘弁なのでしんどいが朝一に奥多摩側からアプローチすることにした。
なお、今回はできるだけ早い時間にアプローチしたく前日立川のネットカフェで仮眠する作戦をとったが、
おかげで大分時間を稼ぐことができた。
日が昇る前の朝5時50分、古里駅から赤杭尾根に向けて出発した。
少し時間を巻いて2時間半で川苔山の稜線に到着、目の前に蕎麦粒山を望むことができた。
山頂に行こうと思ったが山頂側からおっさん(或いはおじいさん)の大声が響いてきたので
今回は山頂によらず先を急ぐことにした。
川苔山~蕎麦粒山の稜線はアップダウンがしんどいがいい感じの防火帯となっていて開放的でとても気に入っている。
この日は雪をしっかり被った富士山を遠くに望むきこともできた。
コロナで県跨ぎ自粛で奥多摩に通いまくったおかげで今や日向沢ノ峰分岐のミズナラには愛着を感じざるをえない。
(今回もセルフで記念撮影しちゃいました。)
ここから主稜線を外れ有間峠を目指していく形となる。
稜線と有間峠を結ぶ道は静かで落ち葉もフカフカでお気に入りのルートである。
途中送電線の鉄塔があり、そこは展望がひらけており、良い感じで景色を写真に収めることができた。
出発から約4時間、やっと有間峠に到着、前に雨の中MTBで飯能からここまで来たことを思い出した。
有間峠から有間山(分岐)までは小さなアップダウンが連発するので頑張りどころでとなる。
アップダウンはあるものの自然の広葉樹林帯なので歩いて本当に気持ちの良い道である。
有間山から先、鳥首峠までは途中樹木が伐採された景色が開けた区間となる。
以前ここを歩いたときは雨でガスガスで何も見えなかったので今回が念願のリベンジになった。
所々に生えているススキが良い景色のアクセントになっていた。
目の前に仙元尾根が伸びており、さらに遠くには埼玉の主峰、両神山をしっかり望むことができた。
景色が開けた区間が終わると鳥首峠まで一気に下りとなり、さらにそこからまた登りとなる。
朝からずっと歩き続けていることもあって、この辺りで少ししんどくなってきた。
鳥首峠から100mほど標高を上げたところにあるウノタワは登山者のオアシスといった感じの良い休憩スポットであった。
ここで多くの登山者が休憩をしており、私もここで休憩をとった。
ウノタワからは引き続き登りとなり、大持山、小持山といったピークをやりすごすといよいよ本日のメイン、武甲山が目の前に対峙できるようになった。
登り返しは僅か200m強ながらここまで大分疲労も蓄積されており、改めて気合いを入れた。
時刻は14時半、やっと最後のピーク武甲山に登頂することができた。
帰りは17時のSトレインで自由迄帰りたいこともあってウノタワからは休憩少なめでペースを上げざるを得なかったがもう大丈夫だろう。
この日は天気がよく意外と空気も澄んでいたことから山頂から秩父の市内を一望することができた。
武甲山からは電車の乗り遅れを懸念してノンストップで下山したものの結局30分以上の電車待ちとなってしまった。
今回は距離を欲張りすぎてしまった為、意外とハードな山行となってしまった。
次回奥武蔵に来る際は、フードコートで一人打ち上げしたいので今日の2/3程の工程の山行にしようと思いながら、Sトレインで帰京した。