天気 :晴れ
メンバー:ひとり
行程 :下尾崎5:50→(MTB)→芭蕉月待ちの湯7:30→道志二十六夜山9:20→今倉山11:00→菜畑山12:10→赤鞍ヶ岳14:20→秋山二十六夜山15:30→下尾崎16:10
2024年1月、道志山塊を日帰りハイキングしてきた山行記録です。
<山行記録>
再びマイカーを手に入れて行動範囲がグッと拡がり、週末、早速比較的近場?である前から狙っていた道志山塊縦走にトライすることを決めた。
このエリアは山行に使用できる最適な路線バスが無く、またマイカーのみだと山頂ピストンしか選択できない為、
今回はマイカーとMTBを組み合わせて、道志山塊の西側を大きく周回するコースを計画した。
朝の5時過ぎにネットで事前に調べていた下尾崎の駐車スペースに到着するもそこは小さな公民館の空き地で、
おまけに左義長まつりのセッティングがなされており、本当に1日車を停めてよいのか不安がよぎる...。
ちょうど夜明けのうす暗い中犬のお散歩をしているおばちゃんを見つけたので声をかけたところ、
公民館に駐車OKらしいが交差点近くの空き地も全然問題なしと教えてもらい、今回そこに駐車してスタートすることにした。
最初はここから10km以上離れた芭蕉月待ちの湯までのMTBである。
実際思った以上にアップダウンあって、おまけに途中で道を間違えてしまったりで結局1時間半近くを要す形となった。
登山口から二十六夜山山頂までは結構急な登山道が続いた。
一人黙々と2時間程登り続けてようやく山頂に到着すると、視界が一気に開けて目の前に富士山を拝むことができた。
(写真:道志二十六夜山山頂から望む富士山。どうやら最近降雪していないようであった。5月の山ボードの為にガンガン降雪してほしいものである。)
次に目指す山頂は今倉山であったが、途中赤岩という展望ピークがあって、ここから望む景色がまた素晴らしかった。
富士山は勿論、道志を代表する山である御正体山がひときわその存在感を際立たせていた。
御正体山はすこし昔に登っており、山頂からの景色は無いものの、またどこかのタイミングで登りに行ってみようと思う。
赤岩を過ぎて林道をクロスして、再び登り坂をこなすと今倉山山頂に着いたが赤岩と比べると展望は今1つで、
先ほど赤岩で十分休憩したこともあったので早々に次の目的地である菜畑山を目指すことにした。
今倉山~菜畑山の区間はアップダウンの少ない快適な広葉樹林帯であった。ここは紅葉シーズンに再訪決定だろう。
丁度お昼のころに菜畑山に到着した。10分ほど前、麓から12時の田舎あるあるの時報がしっかり聞こえ、ここが里山なことに気づかされる。
ちなみに菜畑山は「なばたけうら」と読む。道志を代表するピークの1つで目の前から裏丹沢の大室山を望むことができた。
ちっちゃなベンチもあったりして休憩にはうってつけの山頂だった。
菜畑山から赤鞍ヶ岳へと至る際にはなかなかエグいアップダウンをこなす必要があり、もし菜畑山で休憩せずに進んでいたらここで体力的にかなりキツくなったことだろう。
山頂の赤鞍ヶ岳は標識もレトロで中々のマイナー感を醸し出していた。
思った以上に時間を要し、日がすっかり傾く時間になってしまった。
しかしここまで来れたら、後はほぼ下りで距離も短いので概ね安堵である。
秋山二十六夜山を経由して下山は午後4時過ぎ、結局10時間近くを費やす山トレとなった。
途中ウサギにであったり、今倉山周辺以外で数パーティーとスライドした以外に登山者には合わない静かな山行となった。
この後自転車を回収した後、入浴施設~ラーメン屋と巡って、この日は渋滞に巻き込まれることなく帰京した。
<おまけ>
2024年4月、道志の鳥ノ旨山に登ってきました。
当初、この山を囲むように伸びている林道をMTBでヒルクライムして裏側から登頂予定でしたが、
林道が物々しい注意書きで立ち入り禁止になっており(ヤマメ密漁の徹底防止が理由と信じたい)、
仕方なく道の駅から往復1.5時間でさくっと登ってきたときの記録(写真)です。