天気 :晴
メンバー:ひとり
行程 :倉戸口8:00→(榧ノ木尾根)→鷹ノ巣山10:50→七ツ石山12:30→雲取山13:50→(峰谷ルート)→峰谷橋17:30
今日も定番の都内山トレ、今週は榧ノ木尾根を経由して先週にひき続き鷹ノ巣山に登り、さらに七ツ石山に登り、欲張って雲取山にも登頂してきました。
雲取山まではまあまあ順調!しかしさらに欲張って、鴨沢ではなく峰谷への下山をチョイスしたところこれが失敗。。。
バスにも間に合わず奥多摩湖までの車道歩きとなってしまいヘトヘトでした。。。
先週に引き続き奥多摩へ山トレへ、今週はメンバーと都合があわずソロ山行となった。
鷹ノ巣山は標高1736mを有し、麓からの標高差が約1000mと奥多摩の中でも体力系の山である。
今回登った榧ノ木尾根は急登が続く道であるが、ほぼ広葉樹林で南向き、道も荒れてなく人も少なくとても気に入った。
いつか東京に豪雪がもたらされたらスノーシューか山ボードで是非訪れたいと思っている。
水根沢林道との合流点についたらあと一登り、防火帯で明るい広葉樹林の石尾根はいつ歩いても気持ち良くお気に入りである。
先週に引き続き鷹ノ巣山に登頂!富士山もしっかりと俯瞰でき、この日も十分登山日和な一日であった。
今日は鷹ノ巣山から石尾根を縦走して七ツ石山、さらには雲取山を目指す計画である。
鷹ノ巣山から日陰名栗山への登り返しは疲れた身体には頑張りどころである。
振り返ると御前山や大岳山といった奥多摩の馴染みの山々を一望することができた。
最近はコロナ渦でもっぱら奥多摩に通っているが、いつのまにか奥多摩の山々に親近感を感じるようになってきた。
しばらく進むと正面に東京都/奥多摩最高峰の雲取山が見えてきた。
雲取山には何度も登っているが、七ツ石山への登頂は初めてかもしれない。
山頂には誰もおらずまったり休憩することができた。
ブナ坂までくれば後は自分にとってお馴染みの道で雲取山は十分射程圏内である。
七ツ石山から1時間強、雲取山の山頂に立つことができた!
山頂標識の横で記念撮影を試みるも角度的に見事な逆光となってしまい、写真はボツとした(笑)。
山頂からは甲斐駒、仙丈ヶ岳、北岳、間ノ岳、国師ヶ岳、甲武信、和名倉山、浅間山等の多くを俯瞰することができた。
昔はテン場もあった奥多摩小屋、閉鎖されてしまったことが残念である。
角度的に立派な赤指尾根と奥にそびえる三頭山を良い感じで写真に収めることができた。
雲取山の下山でオーソドックスなのは鴨沢(丹波山村)だが「東京都内」という活動範囲に意味なくこだわってここまでやってきたので、
下山はあえて峰谷を選択、しかし正直失敗であった。。。
道は歩きやすくもほぼ人工杉植林帯で見どころに欠け、途中からは廃屋の目立つ集落のアスファルト道をひたすら歩く形だが、
結構な距離でバスにも間に合わず、奥多摩湖畔の峰谷橋まで歩く羽目になってしまった。
この道は学生時代に一度歩いていて、その時は下山途中に出会った老夫婦の車に乗せてもらったことを覚えている。
息子が国立大学の東工大を卒業して静岡の株価4000円のメーカに就職した自慢話を社内でずっと聞かされ閉口したが、
今思えばこのルートで人に出会ったことがそもそも奇跡だし、ありがたい限りであった。
峰谷橋からバスに乗り、奥多摩の商店で地ビールを購入して中央線に飛び乗ったが、朝からずっと動きっぱなしだったので電車では爆睡であった。
次回の山トレは「タワ尾根~長沢山~雲取山~鴨沢」で決まりだろう。
それ以降はようやく今シーズンの雪山登山をスタートさせる予定である!