天気 :雨後曇り時々晴れ(山頂付近ガス)
メンバー:ひとり
行程 :大清水2:10→尾瀬沼山荘3:50→(長蔵小屋~ナデッ窪)→燧ヶ岳7:00→(長英新道)→尾瀬沼山荘10:20→大清水12:10
当初10月22日に友人と南アに遠征し鳳凰三山をノーマルな登山で巡る山行を計画していた。
しかし22日は100%の雨予報で早々に中止となった
(去年に引き続き今年の秋の天気は死んでいる。温暖化の影響は否めない。)
しかしこのまま登山を諦めきれず、10月20日、丸1日の自由時間を確保し、日帰りでは少し勿体ないが単独で尾瀬まで遠征し、尾瀬沼経由で燧ヶ岳に登ってきた。
前夜東京出発、自宅~練馬~沼田~尾瀬戸倉なロングドライブ。
深夜1時、大清水着、しかし雨である。
現地で天気予報をチェックしたところ予報が急転し、朝方まで雨で晴れるのは午後からであった。
天気図等を詳しくチェックをしっかりしとけばとよい話であったが、後の祭りであった。
どうせ天気悪いし朝まで車内で仮眠しようとしたが、こんな時に限ってまったく眠気が訪れず、
真っ暗な深夜2時過ぎ、小雨の中大清水をスタートした。
最初は林道歩きだが、ひたすらに獣くさく、ヘッデン越しに周りを見渡すとやたら鹿が多かった。
ちなみにこの日の気温はこの時期にしてはかなり暖かく、歩くのに丁度良い温度であった。
当然ながら誰に会うこともなく、深夜4時前に尾瀬沼についてしまった。。。
周りは当然真っ暗で誰もいない尾瀬沼の木道を歩く。
それにしても今日に限っては出発があまりに早すぎと思った。。。
なんせ当たり前だが景色がまったく無い、折角の尾瀬沼の景色鑑賞が台無しですこし勿体なかった。。。
登りは沼尻からナデッ窪の急登ルートを選択した。
ここまでけっこう平坦ながら距離はそこそこあった為、足に疲れが出始めてきた。
そうこう進むうちに急登の途中で日が明けたがほぼ曇りで、見渡すと紅葉も終わっていた。。。
黙々と歩き続け、霧の中、朝7時、燧ヶ岳(芝安嵓)に到着!
この日友人が奥さんと日帰りでの尾瀬旅行と紅葉狩りを楽しむ情報をキャッチしてたので、
燧ヶ岳山頂から尾瀬ヶ原の写真を撮ってLINEを送ろうと思っていたが、景色が全く無かったので断念することにした。
山頂で1時間粘ったが、一向に晴れる気配もなく、諦めて下山に移ることとした。
下山は長英新道を選択したが、登りのナデッ窪とはうって変わり多くの登山者に出会い、また足に優しいルートであった。
ナデッ窪が男坂で長英新道は女坂といった感じであろうか。
尾瀬沼に降りたら朝には見えなかった素晴らしい燧ヶ岳がドーンとみえた!
次回こそは快晴の青空の下で登りたい...!
尾瀬沼から大清水までは消化試合でたわいもない下山だなと思ったところ、ここがある意味本日のハイライトとなった!
三平峠から下はちょうど紅葉真っ盛り、青空とのマッチがとても良い感じであった。
台風で葉っぱにダメージが見られるも、紅葉狩りを楽しむことができた。
昼の12時を少し過ぎて大清水に到着、振り返れば10時間近いロングハイクであった。
尾瀬戸倉で温泉に入った後、ラグビーW杯の中継をどうしても見たいがめに、
昼ご飯を諦めまっすぐ帰京、そのおかげで酷い渋滞を避ける形で夕方6時に自宅に到着することができた。