天気 :晴れ
メンバー:ひとり
行程 :瑞牆山荘9:00→金峰山12:50→瑞牆山荘15:10
2022年もいよいよ終了、コロナ禍以降、時間の経過を異様に早く感じてます。
年末の休みは山でしょ、ってことで遠くに雪山遠征したいところでしたが、日々の疲れや用事も重なってプチ遠征で金峰山に登ってきました。
<記録>
2022年も今日で終わる。
今シーズンはチャレンジングな活動は少なかったものの、実際行ってみて予想以上に良かった活動というのがいつも以上に多かった印象である。
なお、来年は基礎に立ち返り、体力とクライミングの基礎を固めていきたいと思っている。
さて、今回は雪山に登りたい中、東京住まいの自分にとって比較的費やす時間に余裕がもてる奥秩父の金峰山を選択した。
勿論今シーズンの〆の山行である。
朝9時、少し遅い時間になってしまったが、瑞牆山荘を出発した。
まずは富士見平小屋迄雪のない急登を登り上げていく。
ここは雪はほぼ無いものの、登山者が積もった雪を踏み固めて形成されるガチガチのアイスバーンが幾度となく現れる場所で、
あながち油断できない要注意ポイントである。
富士見平小屋周辺でようやく地面が雪で覆われるようになってきた。
富士見平小屋の湧き水は以前はプラスチックのごみ箱からあふれ出ていた記憶があったが、今回見てみるとそれは黄色のポリタンクに変わっていた。
(水は相変わらず美味しかったです!)
富士見平小屋から大日岩までさらに標高を上げる。
小屋から大日岩を俯瞰すると近そうに見えるが、ところどころアップダウンもあったりして意外と時間がかかる場所である。
大日岩手前の展望が得られる場所で回りを見渡すと鷹見岩が立派にそそり立ち、ついでに南アの主峰をばっちり俯瞰することができた。
それにしても今日の天気は上々である。
大日岩からさらに1時間程樹林帯を登りあがると、稜線に到達、トレイルも本格的な雪山の様相となる。
雲の中から突き出る富士山が印象的で、シャッターチャンスと思い、ここで富士山を何枚も写真に収めた。
稜線は多少アップダウンがあるもののバッチリトレースがついており、ラッセルとは無縁の楽しい雪山ハイクを満喫できた。
金峰山で本格的な雪山とカテゴライズできる区間はここの稜線部くらいだが、天気が良いときの景色は素晴らしく、
(感動を得るには天気が晴れであることがとにかく重要ですが)この1時間の稜線を歩くために東京などの遠方から訪れる価値は十分にあると思う。
昼1時、金峰山の山頂に到着した。前回から約1年ぶりである。
思えば金峰山は自宅から少し遠いものの、まあまあお気に入りの山であり、これまでに何度も訪れている。
(撮影写真を後日見返すとぶっちゃけ顔が死んでいたので、次回以降は疲れていても笑顔を心がけたいと思います。)
五丈岩での記念撮影も定番であろう。
方位の関係上、午後に登頂した場合どうしても逆光になってしまうのがすこし残念なところである。
この日は午後になっても奥秩父~八ヶ岳周辺の天気はずっと安定しており、帰りも景色をいっぱい楽しむことができた。
下山は黙々と登山道を歩き続けたこともあって、予定していた時間より少し早く登山口に到着することができた。
しかし年末ということもあって増富温泉は休業していた。
温泉難民になってしまったので、次回は増富温泉が空いている日をチョイスして再訪したい。