天気 :高曇り
メンバー:ひとり
行程 :四阿山登山口P9:00→四阿山12:30→(ボード)→四阿山登山口P14:00
3連休2日目は長野に移動して四阿山で山ボード、なんと11年ぶりでした。。。
この日は高曇りながら終日天気が安定する1日、しかし前日に登った丹沢蛭ヶ岳で結構疲労してしまいビッグルートは断念。。。
遠征する山としては小ぶりですが十分楽しめました。
そしてこの山で石川県のH先生軍団じゃないですがダブルウィペットデビュー(笑)。
四阿山では明らかにオーバースペックですが、意外と軽量で傾斜のある斜面でのシール登高時にちょこちょこと役だったで、
スリップ時にはまだ使用してないですが買って良かったなあと思える1品でした!
前日、蛭ヶ岳から下山後、上野原~北杜市~佐久~上田と大移動して深夜ネットカフェにピットインしてじっくりと体を休め、
いつもの登山からすると少し遅めな朝9時、登山口をスプリットボードで出発した。
四阿山は何度か登っているが、何と11年前ぶりで歳をとったなあと感じざるをえなかった。
30分ほど進むと牧場に到着、前方に四阿山を俯瞰することができた
牧場は有刺鉄線の地雷に注意が必要だが、今年は雪が多めだったこともあって概ね大丈夫であった。
ところで今日は「ダブルウィペット」初導入の山行である。
この装備は激しい山スキー活動でおなじみな石川県のH先生軍団推奨装備であり、いわば私もそれを参考に購入したのだが、
一般にピッケルすら不要な四阿山でこの装備は明らかにオーバースペックであり、少々恥ずかしいところだが、使い勝手を確認したく今回使用してみることにした。
やや密なダケカンバ帯を越えて尾根に上がると浅間山を遠くに望むことができた。
ここまで上がればあとちょっとと思っていたらそれは記憶違いだったようで四阿山のピークはまだまだ遠くであった。
根子岳分岐を過ぎれば本当に山頂まであと20分といったところだろうか。
12時半に山頂に到着!
険しい山ではないが今日はスタート地点から一度もスキーを脱がずにシールで歩きとおすことができた。
下手くそだったシール歩きが確実に上達していることを実感でき少し嬉しい気持ちになった。
さあ山頂から豪快山ボードだぜ!と、言いたいところだがこの日は登山者の数がかなり多く、
加えて遅い出発の中で登山者を追い抜いての登頂だったこともあって狭いルートでのすれ違いが避けられず、
迷惑をかけないよう地味な滑りで安全に山を下る感じであった。
かなり地味な滑降だったがこれはこれで楽しい、やはりこの時期は山ボード一択だろう。
写真を撮りつつじっくり滑降するも1時間ちょいで下山してしまった!
ダブルウィペットは肝心な滑落停止的な使い方はできていないが要所要所で役に立ち使いやすく買って良かったと思える装備で大満足であった!