天気 :晴れ時々曇り
メンバー:ひとり
行程 :半原バス停12:10→宮ケ瀬ダム12:50→仏果山14:20→経ヶ岳15:40→東谷戸バス停17:40
新幹線に乗っていて大山の横に見えた里山が前から気になっていて、このタイミングで登ってきました。
<山行記録>
朝の9時過ぎに自宅を出発し電車で本厚木駅へ、更にそこからバスに1時間以上揺られてスタート地点の半原というバス停までやってきた。
今回は神奈川の都会エリアの山なのでわりかし近いと思い込んでいたがアプローチに2時間以上を要す形となって
実際スタートは昼の12時過ぎとなってしまった。
ダム経由で登る場合、ダムの施設(エレベータ)を使用する必要があるので少々ややこしい。(その為、早朝からの出発は不可となる。)
ダム下に到着すると「運休1210-1315」と書かれた赤い看板がいきなり目に留まった。
時刻はちょうど12時40分、大きなタイムロスになるのではと一瞬焦ったが、これは観光ケーブルカーに対する表示だったようで、
エレベータは普通に使用でき、タイムロスもほぼ無くダム上に到達することができた。
ダム上から登山道に入るがのっけから結構な急登で、しばらく我慢の登りが続いた。
登り上げた先に電線鉄塔が建っておりそこからいい感じでダムや丹沢山塊の景色を望むことができた。
相州アルプス最初の主要ピークである高取山には都会の山らしく立派な展望台が建っており、360度の展望が楽しめた。
上の写真は東京方面の景色だが、麓のすぐ近くに人家やビルが密集しており、都会の山であることがよく伺えた。
次のピークが相州アルプス最高峰の仏果山である。高取山から20分程で到着できた。
ここにも展望台があっていい感じで景色を楽しむことができた。
この日は丹沢主峰にどんよりした雲がかかって山の景色はイマイチだったが、比較的クッキリした高取山方面の写真が取れていたので、
今回大サイズで掲載することにした。
仏果山からは大きく下って半原越という峠に至り、そこから経ヶ岳山頂まで再び急登となる。
相州アルプスの山々はいずれも標高1000mにも満たないものの、アップダウンは結構エグいものがあって結構侮れない。
出発が大分遅かったこともあって経ヶ岳山頂に到着したとき時刻はもうすこしで午後4時を回るかといった遅い時間になってしまった。
経ヶ岳を過ぎた先にもう1つ高取山があってここが最後のピークとなる。
この先は砕石場でおもいっきり山が削られている為、ここで半ば強制的に下山となる。
この付近には「発句石」という採石場を見渡せる展望台があるのだが、この日は見逃してしまった。
下山していくと立派なミツマタ群生地に到着した。
開花目前ではあったものの結構立派に咲いており下山のご褒美となった。
後で気づいたがこの山は地元の方々がハイキング客をウェルカムしてくれている感が強く、登る側としてはとても嬉しい限りである。
因みに最後はゴルフ場内を突っ切るコース取りとなっていた。
刑務所のような電気柵は少々物々しいが、ハイカーにルートを開放してくれているゴルフ場は珍しく、こちらもありがたい次第である。
夕方5時を回って日没前に無事ゴール、コンビニで缶ビールアテを買い込んで路線バスに乗って駅に向かい、帰京した。
標高1000mに満たない都会じみた山なので全く期待していなかったが、実際に歩いてみると終始起伏にとんだルートで登り甲斐や見所の多い楽しいルートであった!
<おまけ1>
2024年4月上旬、以前鍋割山に登った時に寄の桜並木が綺麗そうで、満開のタイミングを狙って時間を取って再訪してきたのですが、
その場所の桜は一分咲き....、おまけに曇天でまったく写真が映えず、麓のほうが全然綺麗だったハイキングの写真です。
<おまけ2>
初夏に檜洞丸に山トレに行ってきた時の写真です。
この日も曇天で見所に欠ける写真となってしまったのでおまけ公開って感じです。