天気 :晴れ時々曇り
メンバー:ひとり
行程 :三つ峠入口バス停7:10→黒岳8:50→節刀ヶ岳11:50→十二ヶ岳12:40→大石荘バス停15:00
先月山トレで訪れた御坂山地が気に入ってまた出かけてきました。
今回は黒岳~節刀ヶ岳~十二ヶ岳とつないで登ってきました。
<山行記録>
前回歩いた御坂山地が気に入って、早速の再訪となった。
今回は黒岳~節刀ヶ岳~十二ヶ岳とつなげる計画である。
今回は石和町の快活clubで仮眠をとって早朝三つ峠方面に向かうバスに乗車、登山口のある三つ峠入口へとアプローチした。
しかしここまで遠いと、もはや山トレでなくほぼ遠征である。。。
眠気と疲労が残る身体で登山口から1時間強、急登をやり過ごして、ようやく富士山の展望が得られる尾根に到達、早速富士山の写真を撮りまくった。
静岡・関東周辺に住んでいたらいつでも望める富士山だが、その存在が圧倒的過ぎて毎々の如くシャッターを切ってしまうといった感じである。
今日これから登る節刀ヶ岳、十二ヶ岳方面を俯瞰、この日は冬型気圧配置で南アはガスの中であった。
黒岳山頂に到着、今日はここから西に向かって尾根上を進んでいく。
あまり下調べしていなかったが、途中で巨大な人工テラスが現れた。
帰宅して調べるとすぐ近くに駐車場もあるようで、ここは最近できた観光スポットの1つのようであった。
幸い到着したタイミングでテラスは閑散としていたので、ここで記念撮影と朝食をすませることにした。
展望台からしばらく日当たりの良いトレイルが続いた。
左を振り向けば頻繁に富士山を拝めるのがこのトレイルというか御坂山地の良き特徴といえるだろう。
展望台からしばらくの区間、誰にも会わない静かなハイキングが続いていたが、もう少しで節刀ヶ岳という辺りで急におばちゃん達の賑わい声が聞こえ、山頂に到着したらランチを楽しむハイキング客で大賑わいであった。
節刀ヶ岳山頂からは一応富士山が拝めるが、どちらかと言えば地味な山だと思っていたので、節刀ヶ岳の人気具合に正直驚いた。
尾根上の金山という地点から十二ヶ岳~毛無山に至る道は鎖場が続く難ルートと手持ちのエアリアに記載されており、少し進んだら早速急な鎖場が現れた。
トレーニングを兼ねてノーロープ(ノーチェイン)で登ってみると、いい感じの高度感と登りごたえ感を得ることができた。
この岩場は沢やクライミングルートならノーロープな初級滝の扱いになるだろう。
しかしすっかりクライミングから離れてしまった身としては、この程度の斜面の登攀でわりかしお腹いっぱいであった。
(もっとトレーニングせねば。。。)
十二ヶ岳山頂もかなり人で賑わっていた。山頂は狭く休める場所も無かったので、休憩せず先に進むことにした。
十二ヶ岳~毛無山こそ険しい鎖場が続くマイナールートだと思いこんでいたが、実際は御坂山地の中でもかなり人気ハイキングコースだったようで、
昼過ぎの少し遅い時間にも関わらず、なんと10パーティー程の登山者とすれ違うこととなった。
自分のエアリア(2005年版)では破線ルートだったが、道もしっかり整備されており、最新版のエアリアでは実践ルートに変更になっていた。
毛無山山頂で鎖場や大きなアップダウンが終わる。あとは下りのみ
できるだけ山道を歩きたく河口湖に沿った森林尾根上を進んで、河口湖方面(北側)に下山してバス停に到着してみたものの、
周遊バスといったものは今は走っていないようでバス便が無く、後の祭りであった。
ここから3km歩けば日帰り入浴施設や他のバス停がありそうだったが、早く帰りたい気持ちが勝り、出費は痛いが河口湖駅までタクシーを利用した(3500円くらい)。
河口湖駅に到着するとお祭りの如く富士山観光の外国人達で駅前は大混雑しており、高速バスは満席、富士急行の普通電車も客の9.5割が外国人でほぼ満席状態であった。
現在の日本に驚きつつ、しっかりビールとコロッケをテイクアウトして各駅電車に乗り込んで、3時間以上電車に揺られながらスローに帰京した。