天気 :晴れ
メンバー:ひとり
行程 :藤原岳登山口9:00→藤原岳11:00→竜ヶ岳14:20→石榑トンネル出口15:50→(MTB)→三里駅16:20
連休最終日に鈴鹿山脈の藤原岳に登って竜ヶ岳まで縦走してきました。
この日は天気に景色によかったです!
観光駐車場から藤原岳に登って竜ヶ岳まで縦走しデポしたMTBと電車で起点に戻る計画である。
前日登った北台高とはうって変わって藤原岳の登山道は多くのファミリー登山客で賑わっていた。
道は完全に整備されていて歩きやすく、見所にはやや欠けるものがあったがストレスフリーで標高を稼ぐことができた。
鈴鹿は都心部からの距離や山の規模や険しさ、ヒルの巣窟地でもあるので、関東でいうと丹沢に相当するのかなあと思った。
8合目からは所々で展望が開けたり落葉樹も多くなり伊勢平野を一望することができた。
時期によってはフクジュソウが多く咲く山であるとのことだった。
10合目には藤原山荘が建っている。
登りの時、ここに泊まったと思われる多くの登山者とスライドしたので人気なのだろう。
さて山頂付近のカルスト台地であるが、今日は天気に景色に最高なこともあってめっちゃいい感じであった。
藤原岳の山頂で山ガールに写真撮ってもらった。
ここしばらく目下肥満が進行中なので顔が陰で少し隠れる程度がちょうどよい感じとなっている。。。
山頂付近だが写真は意図的に人を避けて撮影しており、実際は登山客で大賑わいであった。
藤原岳から竜ヶ岳を継続しようとした場合、結構な登り返しが避けられず、竜ヶ岳は公共交通網もあまり良いとはいえない。
藤原岳から竜ヶ岳方面に進むと人がガラッと減ってしまい、一気に静寂となった。
途中の治田峠付近からもいい感じで伊勢平野を望むことができた。
この辺りの地図をみて気になったのは茨川地区というかなり奥深いエリアにあった旧集落である。
何もない15km近い林道を進んだ先にポツンと位置しており、かつては峠越えでしかアクセスできなかった宿場で、
昭和にはいって造られた林道の利便性と産業の変化で廃村となったようであった。
水が採れるので今は鈴鹿山脈をテント縦走する際のテン場ポイントになっている。
治田峠から本格的な登り返しとなる。
しんどいといえばしんどいが、標高差、道の整備具合、荷物の重さ等を前日の北台高縦走のそれと比較すれば、今日は楽ちんであった。
ここのあたりで藤原岳から来たソロトレランの方と何度かスライドし談笑を楽しんだ。
急登をやり過ごしトラバース道から鞍部にひょこっと飛び出すと、開放的な特徴的な草原台地が現れ風景が一変した。
そして目の前に草原の丘の如く竜ヶ岳の山頂が見えた、山頂まであともう少しである。
写真が時間や方位の関係で逆光になってしまったことが惜しい。
竜ヶ岳山頂は風が強かったが360度の展望であった。
東京住まいだと中々お目にかかれない琵琶湖や名古屋方面の景色がとても新鮮であった。
あとは下るだけだが時期的に日が落ちるのが早いのでややペースアップして進んだ。
近江方面からは石榑峠まで車でアクセスができるようで、午後3時近くであったがこの時間から山頂を目指す多くのパーティーとすれ違った。
石榑峠から石榑トンネルを結ぶ熊谷登山道はあまり歩かれていないようで、またとても薄暗く足早に進んだ。
林道に出たところでソロ登山者と少し仲良くなり、最後は談笑を楽しみつつ自転車デポ地に到着、あとはおおむね下りのMTBである。
ガンガン漕ぎまくって三岐鉄道三里駅まで30分ほどで到着することができた。
三里駅にMTBを置いてちょうど到着した電車に飛び乗ったが、サイクルトレインサービスをやっており自転車を乗せられたようであった。
藤原岳が象徴的だがこの辺りは石灰採取が現在も行われており、電車から見える巨大な石灰工場施設はすごい迫力であった。
西藤原に到着し、車に乗ってMTBを回収後、健康ランド、ラーメン屋、ガソリンスタンドを経由した後、何度か仮眠をとりつつ長いドライブをこなして帰京した。