天気 :曇り一時晴れ
メンバー:ひとり
行程 :青木鉱泉5:00→薬師岳9:00→地蔵岳11:50→青木鉱泉15:30
(山は実際曇りでしたが)梅雨の時期の貴重な晴れ予報、山梨に遠征し南ア前衛峰の鳳凰三山を一般登山道で日帰り縦走してきました。
前衛峰と言っても海抜2700m越えで登山口から標高1000m以上登るハードコース。
実際歩いても結構つかれました。
残念ながら北岳、甲斐駒は雲に覆われ山頂を拝めず、仙丈ヶ岳は一応シルエットが見えました。
前日は仕事で遅い帰宅となったが貴重な6月の晴れ予報の為、深夜に東京を出発、徹夜ドライブの末、青木鉱泉に到着したのは深夜4時半になってしまった。
天気は下り坂予報の為、休む間のなく朝5時登山口を出発した。
登りの尾根ルートは最初の1時間が林道歩きで途中から山頂まで急登ルートである。
最初は快調に登り上げていくもののいつまでたってもゴールが見えず、前日の仕事疲れもあって後半はペースを落として一歩一歩標高を稼ぐ形となった。
山頂直下直前で樹林帯から解放、森林限界が2600mというのはまさに登山者泣かせだがまあこれが南アの個性だろう。
山頂ではギリギリ景色を拝むことに成功、パーフェクトではないがまあよしとしよう。
山頂の隣に平たい石があったのでちょこっと昼寝、1時間も寝てしまったさ。。。
眠気と疲れが取れない中、時間を考えて出発したが、薬師岳~観音岳~地蔵岳間のアップダウンが予想以上に堪えて、この区間と踏破が今日の核心となった。
イワカガミなどの高山植物に癒されつつしんどいアップダウンをこなした先に賽の河原が見えて、奥に個性的な花崗岩のオベリスクが鎮座していた
今日の目的はオベリスク登攀ルートの再確認である。
いざ調べてみると狙うなら正面のクラックに大き目なカムをかませてクライミングシューズでの登攀といった感じだろうか。
石は滑りにくそうだったので、しっかり確保されていればそれほど難しくはなさそうであった。
しかし登り上げた先の懸垂支点がどうやら1ヶ所しかないようであった。
少しガスが取れてきたタイミングで鳳凰三山のシンボルともいえるオベリスクの写真をしっかりと収めた。
以前テン泊で鳳凰三山を縦走したときにお世話になった鳳凰小屋にも立ち寄った。
今回も到着するやいなや早速スタッフの方が「おつかれさま。水もあるのでゆっくりしていってください。」と声をかけてくれてとても嬉しかった。
今回初めてドンドコ沢コースを歩いたが、思った以上に急で一般登山道の中では中々なハードな部類に入るなと思った。
今回は甲府の玉川温泉に行きたかったので利用しなかったが青木鉱泉もいつか利用したいと思った。
帰りは中央道定番の渋滞にはまりかけ談合坂で仮眠をとったこともあり夜10時の帰宅となってしまった。。。
今後渋滞100%の中央道や関越を利用する場合はPCを持参して途中サービスエリアでホームページ更新作業をするなど有効な時間の使い方をしていこうと思った。