天気 :くもり
メンバー:ひとり
行程 :五色温泉7:00→ニセコアンヌプリ9:00→イワオヌプリ12:00→(野湯)→五色温泉14:20
北海道遠征最後の山は曇天だったこともありニセコでスノーハイク&野湯を楽しみました。
<5月4日>
天気は曇天、おまけに靴擦れが連日の登山で日に日に悪化している。。。
北海道遠征の最終登山日だが無理をせずニセコでスノーハイクを楽しむことにした。
朝7時頃に五色温泉を出発、駐車場からトラバース気味に雪の斜面を登り上げ登山道に合流したが、登山道上に雪はほぼ残っていなかった。
登山道の上部は周辺が深い笹藪で覆われており、下山時に雪斜面に降りれそうな切れ目を探したが、
雪が少なすぎて雪斜面に出るには相当な藪漕ぎが必要そうであることが分かった。
どうってことない道だがこの日も靴擦れの痛みに苦しんだ。
今日は普通の重登山靴だが、2座目の樽前山の時と比較して明らかに靴擦れは悪化している。。。
この日もこまめな休憩を繰り返しながら山頂を目指すことにした。
約2時間で遠征2回目のニセコアンヌプリ山頂に到着、一週間前と比較して雪はかなり減っていた。
景色は初日で堪能しておりおまけに今日は曇天である。
早々に山頂を後にして、隣にあるイワオヌプリを目指すことにした。
(写真:振り返ってニセコアンヌプリを写真に収める。それにしても曇天だと映えない。。。)
五色温泉からイワオヌプリへ登る場合、まず200mくらいの急斜面を登り上げ中間台地に登りあがり、
そこから外輪目指して200mくらいの急斜面を再度登り上げるといった形となる。
後半はトレースのない緩そうな斜面をキックステップで慎重に登り上げていったが中々の高度感であった。
しかしなんてことないザラメ雪だったので、少し強気に登高距離が短く急なラインを登りあげてもよかったかもしれない。
外輪山に登り上げると砂地の多い大地となる。地面に硫黄が転がっており手に取ってみた。
すこし登ってイワオヌプリ山頂に到着!右の写真は対峙するニセコアンヌプリである。
山頂に登ってしまえば、今日の残すルートは概ね下りとなる。
下山は登山道に沿って進んだが雪が全く無く歩くのがしんどいので、途中から登山道を外れ雪のある斜面で下降することにした。
イワオヌプリは登山道から少し外れたところに五色温泉源泉ともいえる野湯があることを事前にキャッチしていた。
「行くしかないだろう」ってことでこの日の温泉は野湯とした。
一か所浅いが適温で大人がつかれそうな野湯があったので、ノンアルビールをのみつつつかの間の温泉タイムを楽しんだ。
ちなみに野湯から駐車場までは10分かからない距離で、すぐ近くには源泉かけ流しの五色温泉があるので、野湯は貸し切りであった。
野湯から駐車場に戻って登山終了となった。
明日の船便で本州に戻るので登山は今日で終わりである。
登山はこれで終わりだが、ニセコから苫小牧まで100km、そこから18時間のフェリー移動で大締めは新潟から東京まで350kmのドライブが待っている。
次回のニセコ訪問のタイミングは、夏の雷電山、岩内岳、チセヌプリといった縦走登山、或いは厳冬期のパウダーシーズンの何れかの予定である。