天気 :晴れ
メンバー:ひとり
行程 :能郷谷林道ゲート6:50→能郷谷登山口7:40→能郷白山10:40→能郷谷登山口13:20→能郷谷林道ゲート13:40
メンバー:ひとり
行程 :能郷谷林道ゲート6:50→能郷谷登山口7:40→能郷白山10:40→能郷谷登山口13:20→能郷谷林道ゲート13:40
2026年GW遠征、今年は西日本方面に足を運ぶことになり、1日目はずっと登りたかった両白山地の能郷白山に登ってきました。
<山行記録>
2026年、予想通りと言いたくはないが、深刻な温暖化によってGWの時点で東北や北海道の山々は軒並み雪不足、大変残念ながら、今年の山ボード遠征は諦める決断をした。
(来年こそは必ず..........!)
代わりに今年は西日本に目を付けた。やや準備不足感が否めなかったが登山道具、MTB、パックラフトを車に積んで思い切って四国まで足を運んでみることにした。
5月1日夜に東京を出発するも早速隣の神奈川県で渋滞に遭遇、序盤からやれやれであった。
しかし渋滞は厚木で解消し、その先の御殿場で殆どの車が新東名に乗り換えてくれたおかげでそこから先の運転は快調であった。
今回は四国を目指すが、流石に1日でそこまで運転するのは厳しい為、1日目の活動は途中で高速道路を降りて越美山地の名峰「能郷白山」での登山とした。
途中、SAや道の駅で仮眠するなどして、朝6時過ぎには登山口に到着できた。
それにしても登山口のある根尾村能郷集落は想像以上に奥深い場所であった。
以前、野伏ヶ岳でスノボーした際に訪れた秘境「石徹白」を思い出した次第である。
さて、最初の4kmは林道で、持参したMTBで時短を狙う作戦とした。
林道のラスト1kmはアスファルトが随分と隆起していてMTBでは難儀、歩いたほうが絶対に早そうだった。
林道終点から山道に入り、ここから歩きセクションのスタートである。
登り始めると早々に鮮やかな新緑に囲まれたが、非常に清々しく、急登ながら登り歩く時間がとても心地よかった。
森林はブナやミズナラといった雪国に多くみられる樹木が目立ち、この地域の冬の雪深さを連想させられた。
新緑のおかげで最初は心地よかったハイクだが、登り一辺倒の急登が延々と続いて、体力的疲労が徐々に蓄積.....、やがて急登のしんどさが新緑の心地よさを勝るようになってきた......。
登山道には随所に「合目」が表示されていたが、他の山に比べてその間隔が随分長く感じられた。
途中にあった「お迎ブナ」、中々端正な一本木であり数枚写真に収めた。
急登を1時間以上延々と登り続け、ようやく登山口で俯瞰できた稜線の上に到達できた。
少し歩くと見晴らしがよさげな場所があり、そこで小休止とした。
後を振り返ると湖が見えた。人造湖の徳山ダムである。
そういえば昔映画で観た「ふるさと」や、前に本で読んだ「ホハレ峠」は徳山村が舞台であった。
正直徳山ダムに対する私の印象は複雑である.......。
目指す能郷白山と対峙できるところまでやってこれて山頂らしきピークが俯瞰できた。
見たところ山頂まではアップダウンが多そうで、随分と距離がありそうに感じた。
しかしながら今日は雲一つない青空でまさにハイキング日和であった。
山では晴予報なのに急にガスって景色が消えてしまうケースに多々遭遇している。
なので登りながらも雲が湧き出てこないことをひたすら心の中で祈りながら黙々と山頂を目指していった。
序盤の長い急登で大分体力を消耗させられた、山頂直下の登りは少ししんどさを感じたが、想像よりも短い時間で山頂直下の稜線に到達することができた。
登山口を出発してから約4時間、ついに能郷白山山頂に到着!
能郷白山はずっと前から登りたかった山の1つであった。
青空の下での登頂が無事叶い、感無量といえよう。
多少霞んではいたが、山頂からは能郷白山の親玉ともいえる霊山「白山」をしっかり俯瞰できた。
山頂から少し離れたピーク(稜線分岐点の逆側)には白山神社奥社があって、そこからも上々の眺望を楽しむことができた。
能郷白山山頂は若干周辺が薮で囲まれている一方、奥社のあるピークは藪が薄く開放的で、登ってきた稜線も俯瞰できた。
もしランチ休憩を楽しむならば奥社ピーク周辺一択といった感じであった。
山頂からの眺望を十分に堪能できて満足したので、それからまもなく下山に取り掛かった。
所々で後ろを振り返っては、若干名残惜しい気持ちで先程登った能郷白山を写真に収めていった。
下山はほぼ下りなので登りと比べて楽ながら、長い急坂が続く形となるので少しばかり脚に堪えた。
登っている時にもさりげなくチェックしていたが、随所に食べごろのタケノコやコシアブラを見つけられて、春の到来が感じられた。
山ボード遠征の際には毎々最終日に道の駅を巡ってコシアブラや行者ニンニクといった山菜を沢山購入して帰京しているのだが、
今年の目的地は東北や北海道ではなく雪のない四国なので、今年は残念ながら山菜を諦めざるをえなそうである。
ラストのMTBセッションでの隆起した道では一度もMTBを降りることなく根性で乗り切った。
セッション後半は快適なダウンヒルで一気に駆け下り、登山口から20分ほどで駐車場に到着、無事下山となった。
セッション後半は快適なダウンヒルで一気に駆け下り、登山口から20分ほどで駐車場に到着、無事下山となった。
簡単に総括すれば、遠征1日目の活動としてはまあまあ上出来であったと言えよう。
山行の充実度を最も左右するポイントの1つは何といっても「青空の有無」、この日は満足いく青空の下で活動ができて心満たされた。
帰りに能郷集落にある「白山神社」ちょっこだけ立ち寄った。
境内には立派な舞台があって、重要無形文化財として今も毎年4月13日に能や猿楽が演じられているようである。
ずっと昔の4月13日はまだまだ多くの残雪が残っていたのだろうか。
もしそうであったら雪に囲まれた舞台で演じられた能や猿楽はきっと幻想的で趣深かったに違いない。