天気 :晴後曇り
メンバー:ひとり
行程 :青根登山口(林道P)8:30→蛭ヶ岳11:50→青根登山口(林道P)14:40
2023年、新年あけましておめでとうございます。
展望を期待して丹沢の蛭ヶ岳に登ってきましたが、めっちゃ曇りで富士山も見えずでした。。。
<記録>
2023年の初登山は丹沢最高峰の蛭ヶ岳である。
(実は実家が津久井郡でして裏丹沢、道志が近かったりします。)
首都圏から蛭ヶ岳に登る場合、登山口が近いのは圧倒的に表丹沢であるものの、標高や距離を考慮すれば健脚向けで、決して楽ではない。
その一方、裏丹沢ルートは首都圏からは離れるが表丹沢ルートより大分楽で近年Yamapやヤマレコで多くの山行記録を目にするようになった。
元々駐車スペースは少ないが正月ということもあり、現地に到着したときにメイン駐車スペースは既に一杯、
幸い緑ゲート前に1台分の駐車空きスペースがあり、そこからスタートすることができた。
八丁坂の登山道に入ると稜線まで急な登りが延々と続く、ここは我慢どころである。
稜線に上がると景色の開けた歩きやすい道が姫次まで続く。
ここ数年だろうか、大規模すぎる木道が姫次まで延々設置されていて、少し驚いた。
なお、姫次からは裏丹沢の主峰、大室山が良く見える。
(ちなみに津久井郡内から富士山を確認しようとした場合、悲しくもこの大室山が富士山をすっぽり(ほぼ100%)覆ってしまうため、富士山をほとんど望むことができない。
富士山に近い津久井よりも東京都内の方が圧倒的に富士山が見えることに大学に入ってから気づきました。)
姫次に到着した辺りから太陽が雲に隠れてしまい、加えて周りの景色が次第に富士山の方から流れてくる雲で覆われはじめてしまった。。。
標高差1000m程の登りをこなしてようやく蛭ヶ岳に到着したものの、天気は好転せず曇ったままで、当然富士山は完全にその姿を消していた...(涙)。
折角ここまで来たので山小屋でカレーライス(ヒルカレー)を注文、美味しく頂いた。
また販売していたティーグラスのデザインがとても素敵で、今回は小さいザックで来てしまったので購入を見送ったが、次回来た時には買おうかなと思った。
下山は天気もイマイチだったので、脚をあまり止めることなく黙々と登ってきた道を降り進んだ。
途中、行政が製作した登山道の緑化成果を示した看板を見つけたのだが、緑化対策施行前の写真に「真冬の落葉期」、施行後の写真に「真夏の深緑期」をそれぞれ選んでおり、
ここの行政は正直成果を欺いているのではと感じた次第であった。。。
今回は展望にあまり恵まれなかったものの、総じて良い体力作りにはなった。
本来蛭ヶ岳は指折りの展望山なので、次回は快晴のタイミングを狙って再訪したいと思っている。