天気 :曇り
メンバー:ひとり
行程 :裂石:8:00→大菩薩嶺10:50→(大菩薩峠)→上日川峠12:30→源次郎岳14:40→塩山17:10
所用が重なり連休は取れずも日曜日を1日空けられたので、終日山トレに出かけてきました。
<記録>
東京住まいな身の現在、電車とバスで大菩薩方面に行く場合、登山口へのアクセスだけで3時間近くを要してしまう為、
前夜発でのネットカフェ仮眠作戦を取ったがこれが大失敗であった...。
何も考えずに夜自宅を出発したものの、立川にすら到着できず途中の登戸(川崎市?)で足止めとなってしまった。
調べてみると登戸から始発に乗る場合と大田区から始発で出発する場合で到着時間はほとんど変わらないことが発覚、後の祭りである。
登戸は小田急電車の快速停車駅だが駅前はひっそりとしておりネットカフェも無く、結局駅前のカラオケ屋での仮眠となった。
ここでまさかの人生初の一人カラオケである。折角なのでハイボールでほろ酔いになりつつ一人で昔の歌謡曲を熱唱しまくった。
ちなみに費用は3000円を超えてしまい仮眠という目的に対してコスパは悪いものとなった。。。
(歌ってやった歌手:BoΦwy、サザン、長渕、たくろう、ハマショー、上田正樹、小林旭、村下孝蔵、etc...、米津玄師やBTSはかすりもしなかった...)
翌日始発電車に乗って何度か乗り換え朝の7時過ぎに塩山に到着、7時半頃のバスで登山口に向かうもバスの乗客は私を含めて4人しかいなかった。
裂石からのルートは久しぶりでドラえもんにでてくるドカンみたいなのがあった記憶が残っていたが、そのドカンは今だ健在で、なんだか嬉しかった。
林道を30分ほど歩くと本格的な登りとなる。
この日は北海道遠征や日ごろの山トレの効果のおかげかしんどさを感じることもなかった。
途中ヤマツツジやミヤマツツジがいい感じで咲いており、退屈することなく標高を稼ぐことができた。
出発から約1時間半でチェックポイント的な丸川峠に到着、しかしハイキングツアー客で賑わってたので先を急ぐことにした。
丸川荘から少し登ったところでミヤマツツジの大群生に遭遇、登る前には全然気にもかけていなかったので、これは思わぬラッキーであった!
開けたポイントから塩山市内を俯瞰、遠くに雪が残る高山が見えた。
最初八ヶ岳?と思ったがそれは南アの赤石岳と悪沢岳であった。
ツツジ回廊(勝手に命名)を過ぎた後は大菩薩嶺への急登となる。
黙々と登った先にシカがいてその先が山頂であった。
写真には誰も映っていないが、山頂は今までとは打って変わって人だかりができていた。。。
(写真:山頂標識、大菩薩の最高峰は景色が無い。
記念撮影もしたが、このとき何と顎マスクで登山をしていたことが下山直後に発覚...、だらしのない痛恨すぎるミス、記念撮影写真は当然ボツである。。。)
山頂から介山荘に至るメインルートは代々木公園の如くすさまじい人、人、人であった。。。
大菩薩は東京からの登山者も多いが、その場合は皆決まって上日川峠からアクセスするようで、
後で調べると5台分のバス乗客(100人くらい...!?)がいるようであった。
おまけにマイカーの数も半端ない、この日は合計200人近くが登っていたことになる...。
裂石からの登山は標高差1000m近い登りとなってしまうので人気が無いのだろう。。。
介山荘で休憩、なんとここでは自身の好きなJAMESONがハイボールで呑めるのでもちろん注文である。
量も申し分ない。今日の登山行程のほぼ中間ながらすっかりほろ酔いとなってしまった。。。
大菩薩峠で大分マッタリ過ごし上日川峠に到着、ここで終了にしようか少し迷ったが、第2ラウンドの源次郎岳登山を継続することにした。
上日川峠から源次郎岳のトレイルはとても歩きやすく快適であったものの、大菩薩の喧騒はどこにいったのか、登山者は皆無であった。
このルートは現在歩く人はまばらなのだろう。大分昔、開発/伐採で多くの人が入り込んでいたのだろうと想像できるような雰囲気であった。
途中富士山が見えた。初冬のころ、冬晴れのタイミングでの訪問も良さげなトレイルであった。
(写真:高曇りながら何度も撮影してしまう富士山、温暖化の現在、山ボードでの訪問は次回はいつになるのだろうか。。。)
源次郎岳へつながる道の最後の分岐を過ぎると植林カラマツ林から広葉樹林帯へと変わり、少し登った先に源次郎岳山頂があった。
山頂付近は伐採されていおり景色が良く、隠れた展望スポットであったものの、遅い時間であったこともあって山頂には誰もおらず辺りはひっそりとしていた。
下山は過去のエアリアではマイナールート扱いされている塩山市内に抜ける道を使った。
初っ端から急坂で古いロープが出てきたので身を引き締めたが、いざ歩いてみると一般ルートさながらのしっかりした道で安全/快適であった。
(整備してくださって、ありがとうございました。)
標高が下がるとやがて果樹園の末端に出て、そこから塩山駅までは徒歩約30分であった。
塩山には日帰りの塩山温泉があるので、温泉でサッパリして、駅の売店でモンデのワインとビールを購入し駅のベンチでひっそり打ち上げ、立川の日高屋で大締めとした。
(本当は王将に行きたかったが立川に王将は無かった。日高屋は野菜炒めが美味しい。
日高屋では、瓶ビール、野菜炒め、ピリ辛豚骨ネギラーメンが自分の専らのお気に入りだったりする。)