天気 :晴れ後曇り
メンバー:ひとり
行程 :東日原バス停7:50→天祖山10:30→酉谷山13:00→天目山15:00→東日原バス停16:20
コロナのせいで都内で細々と活動している2021年ですが、今週末は天祖山~酉谷山~天目山というまあまあの体力系ロングコースで
山トレ(トレランではなくて普通の日帰り登山)をしてきました。 春のような暖かい陽気の中、静かな山行を楽しむことができました。
本日登頂を目指す天祖山は奥多摩でも奥深いエリアに鎮座する山である。
本日は欲張って酉谷山や天目山を経由する長沢背稜の周回であるため早立ち必須となる。
始発で奥多摩駅に向かいバスで日原に向かい朝8時前にバス停を出発した。
序盤は登山口まで車道歩きとなる。日原林道も大雲取谷の遡行以来久しぶりである。
本日は欲張って酉谷山や天目山を経由する長沢背稜の周回であるため早立ち必須となる。
始発で奥多摩駅に向かいバスで日原に向かい朝8時前にバス停を出発した。
序盤は登山口まで車道歩きとなる。日原林道も大雲取谷の遡行以来久しぶりである。
出発早々目の前に稲村岩が迫りにその迫力に圧倒された。
天祖山は明治時代の頃、天学教という新興宗教が神社を構えており相当数の信者を抱えていたと聞く。
しかしながら、その宗教は時代とともに廃れ今は小さな社務所と神社を残すのみである。
序盤のつづら折りの石垣は信者が築いたものであろうか。
土木工事感満載の石垣とは異なり、壊れることなく自然に立派に溶け込んでいて好感が持てる建造物であった。
最初の急登は、足も売り切れていないこともありガシガシ登って一気にやり過ごした。
しかしながら、その宗教は時代とともに廃れ今は小さな社務所と神社を残すのみである。
序盤のつづら折りの石垣は信者が築いたものであろうか。
土木工事感満載の石垣とは異なり、壊れることなく自然に立派に溶け込んでいて好感が持てる建造物であった。
最初の急登は、足も売り切れていないこともありガシガシ登って一気にやり過ごした。
ある程度標高を稼ぐと広葉樹林の開放的な原生林となり、ひたすら登りではあるものの心地良いものであった。
標高1600メートルを超えたあたりで雪が出始めてきた。
社務所が見えたら山頂まではほんの一登りである。
社務所が見えたら山頂まではほんの一登りである。
山頂は杉で囲まれ中央に天祖神社が鎮座していた。
奥多摩とはいえ気軽に来れるところではないので景色はないが一応記念撮影を行った。
その後山頂となりの日の当たる場所で小休止とした。
奥多摩とはいえ気軽に来れるところではないので景色はないが一応記念撮影を行った。
その後山頂となりの日の当たる場所で小休止とした。
登山道はここから一旦下り、小さな峠を越えて長沢背稜に合流する形となる。
途中手作り標識が掲げられたピークからは北面になりここは雪が深く部分的に凍ってもいたので通過に注意を要した。
小さな峠は孫惣谷経由の裏参道の合流地点でもあり昔のエアリアにその道も記載されている。
しかし今は石灰採石場と化して寂しくも通行止めになってしまったようであった。
峠の指標は見事なまでに熊におもいっきしかじられていた。
途中手作り標識が掲げられたピークからは北面になりここは雪が深く部分的に凍ってもいたので通過に注意を要した。
小さな峠は孫惣谷経由の裏参道の合流地点でもあり昔のエアリアにその道も記載されている。
しかし今は石灰採石場と化して寂しくも通行止めになってしまったようであった。
峠の指標は見事なまでに熊におもいっきしかじられていた。
先に進んでいくと長沢背稜に合流となる。
尾根上には、北面やトラバース登山道をメインにまあまあたっぷりの雪が残っていた。
ここから次の目的地である酉谷山を目指す。
途中のヘリポートは雪で真っ白であり遠くに両神山を俯瞰することができた。
尾根上には、北面やトラバース登山道をメインにまあまあたっぷりの雪が残っていた。
ここから次の目的地である酉谷山を目指す。
途中のヘリポートは雪で真っ白であり遠くに両神山を俯瞰することができた。
途中、天祖山が垣間見えたがその裏は悲しくも石灰の採石工場と化し何とも無残であった...。
今日は工場は稼働していなかったので静寂であったが、普段はダイナマイトの発破で騒がしいのだろうか...。
今日は工場は稼働していなかったので静寂であったが、普段はダイナマイトの発破で騒がしいのだろうか...。
最後の人登りをこなして酉谷山に到着、ここで昼ご飯休憩とした。
今日の昼ご飯はスーパーで購入した半額おむすび、雪山以外はシャリ飯に限る。
記念撮影も一応しておこう。
今日の昼ご飯はスーパーで購入した半額おむすび、雪山以外はシャリ飯に限る。
記念撮影も一応しておこう。
酉谷山から天目山は基本トラバース道となるが、今日は雪がまあまあ堆積しており体力を絞られた。
途中いつかは泊まってみたい人気の酉谷山避難小屋が見えた。
途中いつかは泊まってみたい人気の酉谷山避難小屋が見えた。
長いトラバース道を頑張って歩いたご褒美と言わんばかりの開放的な景色を満喫できる天目山山頂であった。
(時の噂だが、開放的な景色があるのは登山者がチェンソーを持参し違法伐採したからというとんでもない理由らしいのだが本当だろうか...。)
(時の噂だが、開放的な景色があるのは登山者がチェンソーを持参し違法伐採したからというとんでもない理由らしいのだが本当だろうか...。)
天目山を越えた後はヨコスズ尾根を下山するのみである。
途中奈良公園の如くまったく逃げようとしないシカの群れと遭遇した。
途中奈良公園の如くまったく逃げようとしないシカの群れと遭遇した。
16時20分、東日原バス停に到着、何とか日没前に下山することができた。
しかしながら16時17分にバスが出発してしまったようで、無駄に1時間バス待つ羽目となった。
おまけに奥多摩駅に着いたら30分の電車待ちとなり、立川で食事をしたものの、最終的に帰宅が時刻夜9時を回ってしまった。
しかしながら16時17分にバスが出発してしまったようで、無駄に1時間バス待つ羽目となった。
おまけに奥多摩駅に着いたら30分の電車待ちとなり、立川で食事をしたものの、最終的に帰宅が時刻夜9時を回ってしまった。
<YAMAPにも記事を載せました。>