天気 :晴時々曇り
メンバー:ボイジャー
行程 :西谷後バス停6:30→ニセ巻機山11:30→巻機山12:30→ニセ巻機山13:30→西谷後バス停16:10
冬シーズンとなり、友人と巻機山に登ってきました。
<山行記録>
今年も年の瀬の時期になり冬山シーズンが始まった。
友人と休みが重なったので日帰りで雪山登山を計画するも、関東以西に前線が直撃する最悪の天気予報となってしまった。
どうしても諦めきれず、初っ端から遥々新潟県迄遠征、お互い慰霊登山でお馴染みの巻機山に登ることになった。
天気以外の理由で今回巻機山を選択した理由は「寡雪」の為である。
ひと昔前の巻機山といえば、この時期は常に雪が降り続き、おそらく太板の山スキー以外で歯が立たないところだったであろう。
しかしここ十年程は寂しくも様子が変わって、雪の量がすっかり減ってしまった感じである。
全日夜に東京を出発、この日は友人が車を出してくれて一路300km弱離れた新潟県を目指した。
途中仮眠を挟み、夜明け前に駐車スペースに到着すると、ざっと10台を超える車が既に駐車しており驚かされた。
準備にドタバタしつつ、朝6時半に登山を開始する。
深雪に備えてスノーシューを持参しているが、トレースバッチリなので最初はツボ足で進むことにした。
序盤から難所「井戸の壁」に至る全ラインにおいてこの日はトレースバッチリであった。
しかし自身は下界ですっかり体たらくな食生活を送っていた為、早くもバテてしまった。。。
井戸の壁を越えてからもひたすら登りが続くが、途中黒岩峰がバッチリみえる場所があり、小休止とした。
割引沢、ヌクビ沢の登山道はいずれも未踏であり、いつかチャレンジしたいところである。
寂しくも2026年は雪が少なそうなので、訪問する絶好のチャンスになるかもしれない。
大分時間がかかってようやく森林限界に到達、この先もトレースバッチリで雪も柔らかく、
スキーで難所の急登もチェーンスパイクで容易に登り上げることができた。
ニセ巻機手前で完全にバテてしまい一気にペースダウン.....、先に進む友人を大分待たせてしまった。
新潟方面を望めば青空だが谷川方面を振り返ればそちらはずっしり厚い雲で覆われており、何だか不思議な空模様であった。
ニセ巻機に到着するも、ノーラッセルな行程にもかかわずここまで5時間を要す形となってしまった。
山頂には珍しく誰もおらず、小休止と記念撮影を済ませる。
ここから巻機山頂までは約1時間だろう。
毎度ニセ巻機から巻機山の区間は大きく登り返す中、ニセ巻機で毎度バテている為、この日も最後が結構しんどかった。
今秋は全体的に天気が悪めで山に足が向かわなかったが、体力づくりと割り切りもう少し奥多摩辺りに通い詰めればよかったと後悔するも後の祭りだろう。
午後1時半、ついに巻機山に登頂!しっかり記念撮影します!
私のカメ足のせいですっかり遅くなってしまったので、足早に下山に取りかかることにした。
この時間になって気持ち雲が増えてきた感じでもあった。
ニセ巻機まで戻って、下山に備えここでアイゼンを装着した。
切なくもアイゼンを履いた直後にそれが外れかかってしまい......、見るとアイゼンの長さがスノボブーツ用にセットされていた。
気を取り直してしっかり再装着、雪山ではこういったミスが命取りになるのでもっと気をつけねばと思った。
あとは下山、ニセ巻機直下から井戸尾根を俯瞰した写真を見ると毎度中々の絶景である。
冬季は毎度スノボーで滑走していたこの斜面、やはり巻機といえばスノボー、いつか春に再訪したいところである。
下山は下り一辺倒でザクザク楽しく降りるのみ、だと思っていたのが、そうは問屋が卸さなかった。
トレース上を歩いても足がズボズボ沈んでしまう始末、早々に足が売り切れかけてしまった。
ズボズボトレースは結局駐車スペースまで続き、まさに修行道の如し、下山時はすっかり疲労困憊であった。
夏山では経験と小手先の技術で何とかなるが、冬季雪山はそうはいかない。
基礎体力不足の影響をもろに実感する羽目となってしまった。
下山後は友人お気に入りの六日町の温泉でスッキリ締めて、石打の蕎麦屋で大締めとなった。
自分にとっては思った以上にしんどい山行であったが、今シーズン雪山1発目の山行としては十分上出来の活動だったと言えよう。