天気 :16日:雨、17日:雨後曇り
メンバー:ひとり
行程 :16日:中沼登山口14:10→(中沼)→銀明水避難小屋16:00
:17日:銀明水避難小屋5:30→焼石岳7:00→金明水避難小屋9:40→経塚山11:20→夏油温泉14:20
雨だと分かっていながら岩手の焼石岳まで遠征登山に行ってきました。
天気、景色は言わずもがな残念でしたが、山に行かないで引き籠るより明らかに山に行ってよかったと思いました。
次回は高山植物がもっと映える6月の晴れの日に日帰りで中沼起点で金明水~山頂~銀明水の日帰り周回等でで再訪したいと思います!
<7月16日>
2022年7月の3連休は最低な天気なのは十分分かっている一方、サラリーマン労働者である現在の身分では歯がゆくも好きなタイミングで休みを取ることができない。
<7月16日>
2022年7月の3連休は最低な天気なのは十分分かっている一方、サラリーマン労働者である現在の身分では歯がゆくも好きなタイミングで休みを取ることができない。
計画通り早朝新幹線で岩手に向かうが、この日の新幹線は指定席が混雑で、席が空く便が切符購入1時間後になってしまうような大盛況ぶりであった。
水沢江刺に着くと猛烈な雨、水沢市内行の路線バスがあったのでそれに乗って市内へ、水沢駅前でタクシーを捕まえて目的地の中沼登山口を目指した。
タクシーでは運転手さんが山好きで、つかの間の乗車時間は山談議で盛り上がった。
登山口に着くと3連休ながら車は0台,まあこの天気なら当たり前だろうが。。。
ここからやっと登山開始である。
それにしても雨中の入山はいつ以来だろう、登山道はところどころ沢のようになっていた。
1時間かからず休憩スポットの中沼に到着、沼はひたすら静寂につつまれていた。
雨だからだろうか、焼石岳他の山と比較して水がとても豊富な山なのではないかと思った。
沢が多く葉っぱの大きい植物がとても多く(やや終わり気味であったが)アヤメが咲いていた。
スローペースで黙々と進むとつぶ沼ルート分岐に出会い、そこから30分ほど進んだ先に銀明水避難小屋がひっそりと建っていた。
小屋はとても綺麗で、訪れる登山者が皆大切に使っているんだなあと実感できた。
こんな天気なので他の登山者は皆無、余計な気遣いをすることなくお酒をマッタリ楽しみつつ快適に小屋での一夜を過ごすことができた。
翌日も雨、小屋から1時間程登っていくと開けた大地に出くわした。
朝7時、焼石岳山頂到着した!山頂は濃いガスの中、雨もぽつぽつ降っている。
何も見えないが一応記念撮影を済ませた。
時折ガスが取れるタイミングが一瞬あって、遠くを俯瞰すると稜線を垣間見ることができた。
山頂~分岐の登山道は晴れの日ならずいぶんと爽快であったことだろう。
焼石岳は7月後半となると高山植物は終盤ではあるのだが、それらは所々に十分咲いており自身を十分に癒してくれた。
しばらく進むと夏油への道の分岐で出くわした。
夏油へ向かう登山道をしばらく進むと東焼石岳、そこから先はおおむね下り基調ながらアップダウンが多く結構体力を絞られた。
金明水避難小屋を過ぎてしばらく進むと、最後のしんどい急登が待ち構え、それをこなした先が経塚山山頂であった。
山頂で30分強休憩したが一度もガスが晴れることは無かった。
経塚山から先は終始標高を下げる下山となり、樹林帯に入ると頭の中は温泉のことでいっぱいであった。
実は計画時から夏油川の徒渉を少し心配していたが、幸いこの雨模様でも水深は浅く十分余裕で対岸に渡ることができた。
ゴールの夏油温泉である。
今回はここで宿を予約しており、昔ながらの自炊宿を心行くまで満喫することができた。
今回の山行では交通費などを含め総額40000円程を費やすことになったが、総評すれば行って良かったに尽きる山行となった。
中沼登山口を起点とする金明水~山頂~銀明水周回コースも魅力的だし冬の山ボードでいつか再訪できればと思っている。