天気 :25日 晴れ、26日 曇り後晴れ
メンバー:ボイジャー
行程 :25日 雲取林道入口P6:20→和名倉沢出合6:50→大滝10:00→1470mBP16:20
26日 1470mBP6:30→和名倉山9:30→埼大山荘13:20
1泊2日で奥秩父の和名倉沢に沢登りに行ってきました。
泊まりの沢は最高に楽しいですが1にも2にも体力勝負を痛感...、もっと鍛えるぞー!
金曜夜、仕事現場から帰宅早々、徹夜で車を運転し、深夜4時前、スタート地点の雲取林道Pに到着した。
外は涼しく虫もいなかったので、仮眠は外でマット広げて雑魚寝とした。
2時間の仮眠では睡眠時間は当然足りず猛烈に眠かったが、上を見上げると梅雨時期にも関わらずみごとな青空が広がっており一気にモチベーションが高まった。
朝6時半前に林道Pを出発、1泊2日の沢登りにしては異常に荷物が重く、今後は軽量化を目指さねばと思った。
沢に入ってからはしばらくは沢歩きとなる。
朝なので沢床は日陰っていたが、この日は最高気温が30度越えの予報で朝から暖かく快適であった。
少し登ると少し大きい滝が現れてくるが、和名倉沢の滝は登攀となるとどれも手強く、巻きが一般的であり我々も悩まず巻きを重ねていった。
今回は滝の登攀が少ないのに足回りにラバー旅を選択したが、奥多摩同様黒い滑るコケがついた石も多く終始大きく体力を絞られる形となってしまった。。。
東京住まいなら初夏の沢登りは奥秩父が定番エリアだが、奥秩父ならではな深い緑は本当に心を癒してくれるものがある。
和名倉沢は滝をすべて巻くとなれば初~中級の沢であるが、ルートは長くとにかく体力勝負である。
まだ序盤なので、ばてないようあせらずマイペースで一歩一歩上を目指し進んでいった。
大滝手前の難所「通らず」は遡行図通り全て巻いてしまったが、後で調べるとやや難しいながら突破も可能らしいことがわかった。
通らずを越えた先が50mの大滝であった。
文句なしの迫力でもちろん記念撮影も行った。
(水しぶきのせいで綺麗に写真をとることができなかった。。。)
大滝は右のガレルンゼを途中まで登り、さらに滝から一旦離れるように大きく外巻くルートとなった。
高巻きをこなして沢に合流したところでお楽しみのソーメンタイムを楽しんだ。
大滝を抜けても(ほとんど巻きとなったが)次々と滝が現れ、遡行を楽しませてくれた。
というか、このあたりから体力的にすこししんどくなってきてペースが落ちてしまった。
1350mテンバから1470mテンバまでのラスト標高差100mが死ぬほど長かった。。。
足に結構疲労がのっかり最後はカメさん歩きであった。
1470mテンバについたら前の遡行者の焚火跡が残っておりありがたく利用させてもらった。
夜は持ち上げたお酒で寝るまでほろ酔いである、焚き火と山、最高すぎだ!
何故か大締めは新エヴァンゲリオン「序・破」の鑑賞となって長い1日が終了した。
2日目は曇り空の中スタートとなった。
テンバ付近から沢は美しい緑のコケに囲まれた源頭の雰囲気となってきた。
それにしても和名倉までの600mが本当に長い。。。
前日の疲労が取れていないらしくツメの最後は超絶スローペースとなり友人から大きく遅れる形となってしまった。
そしてつめあがった先で渋すぎる和名倉山である!
和名倉山はどの登山道から登っても急登ロングコースとなり、おまけに登った先が写真のような景色0の山頂だったりと本当にドMな山だと思う。
山頂で記念撮影もしたが、ここ最近接待や夜遅くの仕事などが重り自分が見事なデブに仕上がっていたので管理者権限で非掲載とした(笑)
山頂からは長い下山である。
この道はかなり前に井戸沢を遡行したときに使っているが、その時より距離は短いこともあってか極端な疲労は感じなかった。(といってもしんどいこと自体はかわらないです。)
そして長い急登をこなして埼大山荘で山行終了!
車道を30分あるいての車の回収は空身だったので以外にも楽ちんであった。
(ザックの重さが体力を絞っている主要因だったんだと実感、軽量化は今後の課題だろう。)
大滝温泉で体をあらって秩父のワラジカツ屋で昼飯(夕飯?)を喰らい、高速は渋滞だったので下道で帰京した。