日時 :2020.11.14
天気 :晴れ
メンバー:ひとり
行程 :東日原9:00→酉谷山12:50→熊倉山15:00→白久駅17:10
紅葉シーズンも終盤、久々奥多摩に山トレ(トレランじゃなくてただの山歩き)に行ってきました。
出発が1時間遅れてスタート地点の東日原についたのは朝9時、奥多摩のバスターミナルはハイキング客で予想通りな混雑大盛況、
雲取山と川苔山へ向かう登山者が多そうであった。
時期的に紅葉は麓まで下りてしまっているのであまり期待できないが、今日は体づくりが目的でもある。
(紅葉狩りは今年は妙義で楽しんだ。来年は奥多摩・奥武蔵で楽しもうと思う。)
今回のメイン登山道は奥多摩の穴場、タワ尾根である。
最初の300m弱の急登を過ぎれば奥多摩には珍しい立派な広葉樹林の森が現れる。
名物の巨大ミズナラをうっかり見逃してしまったが、タワ尾根下部は紅葉ハイキング+ランチにピッタリなスポットだなあと思った。
ここで登山者グループに追いつき挨拶、聞けば今日は酉谷山避難小屋に宿泊とのことであった。
ウトウノ頭手前からはちょっとした岩尾根に変わり、針葉樹林が目立つようになる。
標高も上がったことで紅葉も完全に終了したエリアとなり、少し消化試合なハイクとなった。
途中モノレールが突然出現、ダム建設や巨木伐採と比較すれば自然へのインパクトはかなり低いものの少し邪魔であった。
モノレール終点から少し歩いた先に長沢背領に沿った登山道に合流、ここから30分ほど歩けば酉谷山である。
タワ尾根では最初の登山者グループ以外、4~5人のソロ登山者に出会った。
残念ながら皆さんよい年を重ねた男性の方々で、山ガールには全く出会えずであった。。。
午後1時前に酉谷山山頂に到着、日原からここまで約1100mの標高を上がってきたことになる。
少し先にある酉谷山避難小屋は、週末は大混雑が予想されるので、冬の時期で麓が雨の日にでも訪れてみたいと思っている。
酉谷山から熊倉山はマイナールートに位置づけられる。
テープによるマーキングはあるものの、踏み後も薄く、集中しながら先へと進んだ。
途中に立派なブナ林ゾーンがあり、奥武蔵にもこんな立派な山域があるんだなと正直驚き、また嬉しかった。
ここから先は麓まで誰にも出会うことがなかった。
熊倉山へ到着したのは午後3時、当初の計画から1時間遅れで日没がリアルに心配になったので、もうひと踏ん張りペースを少し上げた。
熊倉山~白久ルートはメジャールート扱いながら急登で踏み後も薄く、ヘッデン下山となった場合は意外とてこずるかもしれないと思った。
登山道を無事にやり過ごして下山した直後に日没となったので間一髪のギリギリセーフであった。
秩父からの帰宅はSトレインが定番だが、今日は時間的に利用することができなかった。
代わりに奮発して特急ラビューに乗車、缶ビールで一人ひっそりと打ち上げをしつつ帰京した。