天気 :晴後曇り
メンバー:ひとり
行程 :神ノ川ヒュッテ9:00→(地蔵尾根)→蛭ヶ岳12:30→(源蔵尾根)→神ノ川ヒュッテ16:20
新年明けましておめでとうございます。今年もよろしくお願いいたします。
さて、早速ですが1月2~4日と自分の山遊びに費やしまして、2日は裏丹沢のマイナールートから蛭ヶ岳に登ってきました。
<山行記録>
年末年始は帰省して実家で過ごし、2~4日は思い切って登山に費やすことに決めた。
<山行記録>
年末年始は帰省して実家で過ごし、2~4日は思い切って登山に費やすことに決めた。
因みに今年は10kgの減量を目指すつもりである。
ただし極端な食事制限や激しい運動によって減量するのではなく、日々のストレスを緩和させつつ暴飲暴食と飲酒を大幅に減らしながら、
少しずつ自然に、そして週末に山でしっかり楽しく減量といった精神に無理のない作戦でやっていくつもりである。
とは言え、さすがにそれだけでは痩せない気がするので、毎週水曜日に1時間程度のマラソンをルーティン化しようか現在検討中である。
この日は帰省先の実家から直接登山口へのアクセスとなった。
(実は実家が裏丹沢エリアで神ノ川まで1時間以内なのです。逆に首都圏ハイカー定番の、大倉、ヤビツ、大山等はめっちゃ遠い.....。)
所用が重なって登山開始が9時スタートになってしまったが、今日計画のルートなら大丈夫だろう。
最初は退屈な林道歩きからスタート、地蔵尾根登山道の分岐まで50分弱と言ったところだろうか。
アーチ橋を渡った先、見つけにくい微妙な踏み跡をたどって、さらには砂防を横断して、広河原に降りて、しばらく川を上っていった先、
右岸に「ここかいなっ」と声を出してしまいそうな急斜面に沿って地蔵尾根登山道が伸びている。
非常にわかりずらいところに位置しているので、地味ながらも看板の存在がありがたい。
それにしても随分と武骨な看板である............。
マイナールートであるが故、出だしはかなり急で何だか沢登りの巻き道のようであった。
頑張って急登をやり過ごすと、次に狭い稜線歩きが続き、途中、錆びた剣が刺してあった。
昔は参道だったのだろうか......。
帰宅してネットで剣の由来を検索してみたが、結局それに関する情報を見つけることはできなかった.........。
取りつきから2時間弱、延々と急登を登り続けてようやく主稜線に登り上げ、そして一般登山道にも合流できた。
ここからしばらくはメジャールート上を歩く。
途中、檜洞丸が富士山をすっぽりと覆い隠していた。
そういえば実家のある旧郡内から富士山を望もうとすると、大室山がおもいっきし富士山を隠してしまうことを思い出した.........。
(東京よりも大分富士山に近いのに、富士山がよく見えるのは断然東京といった塩梅なのである...。)
残念ながら主稜線に登り上がったタイミングでちょうど曇り空になってしまった.........。
そして、3時間半ほどかかってようやく蛭ヶ岳山頂に到着、曇天の登頂となってしまったが、実はつい4日前に晴天の蛭ヶ岳に登頂しているので、落胆は無い。
この日は母親がおべんとうを用意してくれて、それを美味しくいただいた。
さて、後半は上級の檜洞丸方面へ、この登山道を歩くのも大分久しぶりである。
しばらく歩いていなかった道なので望める景色の1つ1つが新鮮であった。
このルートから熊木沢が良く見えて、以前友人と登った熊木沢ルートからの山行を回想した。
思い返せば随分とハードな工程であった。友人と一緒によく頑張ったなあと今更ながら思う。
途中、開けた場所から豪快な蛭ヶ岳と丹沢主脈を俯瞰できた。
曇天で写真が映えないのが残念である。青空の日に再訪を誓いたい。
上級者ルートと記されているだけあって、アップダウンやリッジが頻発、体力的にしんどいがその一方で起伏に飛んだルートなので飽きることはなかった。
正月なので今日ここを歩く登山者は少ないと思っていたが、実際は結構な数の登山者とすれ違う格好となった。
下山は源蔵尾根を使った。地蔵尾根同様にマイナールートであり、人と出会うことは無かったがルートはしっかりしていた。
広河原から再び長い林道を歩きを経て無事下山、天気は悪かったものの静かなマイナールートを心行くまで堪能できたので、そこそこ心が満たされる山行であった。
それにしても、都会の丹沢にもこんな奥深い部分があったのかと思わせるほどにマイナールート周辺は静寂であった。
次回は友人を誘って登りたいと思う。是非とも静かな丹沢を堪能してもらいたい。