天気 :2日 雨、3日 晴れ
メンバー:ひとり
行程 :2日 名郷8:10→蕨山10:00→有間峠12:10→蕎麦粒山14:00→(トラブル)→一杯水避難小屋15:50
:3日 一杯水避難小屋7:10→酉谷山9:30→熊倉山13:20→武州日野駅15:50
梅雨明けからずっと遠征活動が続いてて11月になってようやく奥多摩登山です。
避難小屋泊を目的としたのんびり山行でした。
<1日目>
7月以降ずっと遠征活動が続いていたが、今回は久しぶりな奥多摩エリアでの山行である。
以前、酉谷山から秩父を繋ぐ山トレで途中立派なブナ林があった記憶が残っていた。
このルートは私にとってはまあまあ距離があるので日帰りだと時間に余裕がなくなるのでその為に泊まり山行になることは確定として、
位置的に都合の良い酉谷山避難小屋は年配ハイカーでいつも大混雑している印象が拭えず、今回は行程的に人気の無さそうな一杯水避難小屋の利用を計画した。
(一杯水は以前強盗犯の根城だった曰くつきの小屋であるが、流石に現代は大丈夫だろう...。)
早朝自宅を出発し、バスの始発駅である飯能から名郷行きのバスに乗ろうと思いきや、この日は街の秋祭りでなんとバス停が市街地へ追いやられており、
早々猛ダッシュ、まあまあの距離をマラソンしてギリギリ始発のバスに飛び乗ることができた........、危機一髪、最初からやれやれである。
この日は雨でバスはほぼ貸し切り、アニメ「ヤマノススメ」のバスだったが私以外に登山者は一人もいなかった。
最初は蕨山を目指す。雨がしたたり落ちる中黙々と標高を上げていくが、いかんせん天候が悪く、ましては見所もなく、早々から消化試合感のあるハイクとなった。
(そもそもこんな日に登山するお前の問題だと言われたらそれまでだが........。)
2時間程歩き続けて蕨山山頂、思った以上にしっかりと登らされる道だった。
奥武蔵エリアはトータルでは結構訪れているのだが、蕨山は初めてであった。
次は蕨山から有馬峠を目指す。
しっかりとまとまった雨の一日、登山者は皆無、下り基調の防火帯はずっと静寂であった。
有間山から有間峠の区間ではアップダウンが連発し、この日1番の体力的核心といった印象が残った。
この区間は元々人が少ないエリアなので秋を感じる綺麗なキノコを期待したが、結果はほぼ皆無、最後のほうでようやくきれいなヤマブシダケを1つ見つけることができた。
なお、ところどころで枯れ果てたナラタケ群を見かけたので、あと1.5か月程早い時期に訪問していればタマゴダケやヤマモ等の夏キノコを色々観察できるのかもしれない。
有間峠。昔、雨の中、飯能からヒルクライムでここまで来たことを思い出した。
何となくではあるが、周辺はクマも多そうな雰囲気であった。
有間峠からは再び登りを経て、午後1時過ぎたところでようやく奥多摩の天目背稜に登り上がった。
天目背稜から有間峠方面に向かっては何度か歩いているのだが、その逆は初めて出会った。
天目背稜に上がってから蕎麦粒山までの区間が本日もう1つの体力的核心であることは解っていた。
天目背稜は開けた防火帯が特徴のとても開放的な尾根ではあるが、アップダウンがまあまあ激しく、何だかんだで体力的にはキツいルートである認識である。
しかし蕎麦粒山まで登ってしまえば、あとは本日のゴールの一杯水避難小屋まで下り一辺倒となる。
さて、蕎麦粒山を少し過ぎたトラバース気味な登山道でとんでもないミスをやらかしてしまった..........。
登山道にザックを置いて地図を見ようとしたその瞬間、横にしていたザックが斜面をゴロンゴロンと転がってあれよあれよと見えなくなってしまった........。
奥多摩だからまだよかった........。真冬の雪山であれば遭難必死のえげつない痛恨のミス.......、こんなところで猛省をやらかしてしまった.......。
さらに漫画の1シーンみたいにザック上部の口がパックリと開いてほぼ全て荷物が飛び出して急斜面にばらまかれるといったもはや阿鼻叫喚な状態.......。
中でもヤバかったのはこげ茶色の財布、枯れ葉と地面のカモフラージュ感がエグすぎて、日暮れも迫っている中、全力少年で探しまくって、
偶然それを発見した瞬間はマジで泣きそうになった....!
そんなトラブルにどっぷりハマった後、最後は土砂降りの中、ようやく小屋に到着.......。
結局今日1日奥多摩なのに山中で人に出会うことは一度もなかった。
小屋には予想通り誰一人もおらず、この日はうれしくも私一人の貸し切りとなった。
今回のルートを考慮すれば酉谷山避難小屋のほうが都合はよいが、先に記載した通り、なんせ人気の小屋で、
明日の晴れ予報を考慮したら誰が居そうな感じが拭えず今回は避けたのだが、ぶっちゃけ考えすぎだったかもしれない...。
(なんせこんな天気に山に入る人間はそうはいないだろう.......。)
夜はキムチ鍋、ようやく身体も温まって歌謡曲をBGMに、ルービーでほろ酔いの一夜を過ごした。
<2日目>
前日の疲れもあってマイペースに眠って山時間にしては少し遅い朝7時に小屋を出発、天気は予報通り晴れであり、山日和の1日になることを予感させる感じだった。
長沢背稜の途中にあるハナド岩で早速休憩、今回の山行でようやく山の景色を拝むことができた!
そして再び歩き続けて朝の9時半に酉谷山に到着、一杯水から2時間半もかかってしまった..........。
山頂では持参したルービーを飲みつつ、つかの間の休憩を楽しんだ。
ちなみに今日は下山後に運転は無く、ラビューで帰京の予定である。
ここから先が熊倉山に通じる今回のハイライトと位置付けたお楽しみの紅葉稜線歩き、と、考えてはいたものの、確かにブナ林はあったものの自分が勝手に想像していた規模より大分小さかった。。。
しかしその先のやや平坦な地形のところで、まとまったクリタケを発見し、周辺を探ると丁度秋の風物詩「チャナメツムタケ」を発見!
秋の雰囲気を感じることができた。
そしてすっかり時間が押してしまって熊倉山に到着、珍走団が書いたようなスプレーでの殴り書きな山頂標識がこれまた毎度のごとく不気味である(直してほしい)。。。
今回下山は一度も歩いたことの無い沢ルートを選択したのだが、思った以上に歩きやすく、アップダウンも小さいルートこの選択は正解であった。
山から麓の林道(車道)に降りてから駅までは4kmほど歩くことになるのだが、なんと途中、山歩きを頑張ったご褒美というか、すごいクリタケマンションに遭遇したのだった...........!
遠くに小さな建物が見えていたので最初誰か家かと思ったが、建物はトイレだったので、ここで自分食べる分だけのクリタケをちょこっとGetさせてもらうことにした。
ここでのクリタケは早速帰宅してからクリタケごはんにして食べたが、文句なしの絶品であった。
ひたすら歩きつづけて午後4時前に秩父電車の駅に到着、しかし次の電車が来るのは夕方5時前で1時間待ち、周辺に商店もなくひたすら読書で時間をつぶした。
西武秩父から自由が丘までは乗り換えなしで行けるSトレイン(17時7分発)を使いたかったが、
それには絶対的に乗車不可能なことが判ったので、西武秩父駅併設の入浴施設で体を洗って、その後はフードコートでビールに玉こんにゃくにおそばと散財、
少しだけ贅沢な時間を過ごして、19時半出発のラビューですっかりほろ酔いの身となって活動終了となった。
(個人メモ:玉こんにゃく大と地ビールセットは一人分でいただくにしてはあまりに量が多すぎたので次回は気を付ける。)