日時 :2020.10.24
天気 :晴れ時々曇り
メンバー:しょうたろう
行程 :国民宿舎裏妙義跡7:50→(谷急沢右俣)→三方境9:50→谷急山11:00→(谷急沢左俣+女道登山道)→国民宿舎裏妙義跡13:30
秋を迎え沢登りシーズンも終盤に差し掛かる中、妙義エリアに遠征し谷急沢と裏谷急沢を遡行してきました。
まずは初日に遡行した谷急沢の記録です。南面に位置する比較的明るく緩やかな沢で快適でした。
国民宿舎裏妙義跡は営業を終了しているが、釣り、紅葉狩り、ハイキング等の車10台ほどの賑わいであった。
8時前に国民宿舎跡をスタート、まずは林道歩き、20分程歩いた先で谷急沢に入渓する。
南面に位置する谷急沢は日当たりよく、浅いU字地形なので終始温かく開放的であった。
今回足回りにアクアステルス(ラバー沢靴)を選択したが気持ちよいくらいにフリクションが効いてこの沢とは相性がピッタリであった。
ナメ床が予想以上に多く、快適で楽しい遡行が続いた。
途中の8m滝はフリーでの登攀にチャレンジすることにした。
登攀前の観察通りステップにホールドに豊富で結果的に楽勝であったが、途中ホールドが微妙で行き詰まったり、
ヌメッって登れずセミになったりするリスクが常に存在するため、保険のない登攀は毎々緊張するものである。
マッタリとしたナメ滝登りも多く、楽しい!
短い沢で2時間ほどで遡行が終了してしまった。
ここから谷急山のピークに向かう。
稜線は所々紅葉が始まっており美しかった。
また途中の見晴らしスポットから西上州の山々を俯瞰でき、これまた美しかった。
その一方、谷急山への登山道は急でアップダウンも多く、中々気が抜けない西上州らしい道であった。
途中にあるV字キレットはみごたえがあり、谷急山登山道の1つの主要スポットとして十分遜色ないものであった。
休憩なしで1時間以上たっぷり歩いて、谷急山山頂に到着!
逆光気味であったが山頂標識を背景に記念撮影もしっかりすませた!
山頂に到着した時点で雲が多少増えてしまったが、浅間山や西上州の山々を十分に俯瞰することができた。
山頂でカルビ弁当をいただく!
スリーシーズンの日帰り山行の昼ご飯は総菜弁当に限るなあと毎々思う(自分だけだが...)。
下山は谷急山左俣の下降を選択、女道登山道に合流するまでは難しいところも無くザイルは一切不要であった。
谷急山右俣~谷急山を計画するなら下山は左俣下降の一択であろう。
最後は沢から女道登山道を利用して下山した。
久々青空の下での山行となって、大変満足のいく山行となった!