天気 :晴れ
メンバー:ひとり
行程 :笹子7:40→笹子雁ヶ腹摺山9:30→(笹子峠)→カヤノキビラノ頭11:20→達沢12:50→桃の里温泉15:20
先週に引き続き山トレ(ハイキング)に行ってきました。
今回は笹子峠越えにチャレンジしてきました。
先週に引き続き、今週も大菩薩エリアで山歩きトレーニングを実施することにした。
今日は甲斐大和の隣の笹子駅からスタートして笹子峠を超えるややロングルートとした。
まずは30分程度の道路歩き、ウォームアップとしておこう。
笹子峠への旧道入口のところが登山口でそこから山道に入る。
道は最初はやや急登でそこからしばらく緩やか、最後に一気に急登といった感じだった。
初っ端ということもあってばてることなくスタートから2時間弱で笹子雁ヶ腹摺山の山頂に到着できた。
山頂には誰もおらず木々の隙間から雪に覆われたでっかい富士山が見えた!
山頂から笹子峠までは一旦下りとなる。
山の木々ほとんど落葉していたが、所々では美しい紅葉が残っていた。
旧甲州街道の交通の要であった笹子峠に到着!
ここからマイナールートに入る。
峠からの道は最初は急登ながら、そこを登り切った先には山々の弱点を突いたような道が切り開かれており
カヤノキビラノ頭まで気持ちの良い稜線歩きを満喫することができた。
先ほどまでとは一転、カヤノキビラノ頭から京戸山の間は道標がほとんど無く踏み後も薄い道となっていた。
途中、踏み後とマーキングが明瞭な支尾根があって、ここは道迷いし兼ねない場所だなと感じ身を引き締めた。
(危うくそこに入り込みかけたが、怠けず地図とGPSを確認したことで回避!)
マイナールートは里山といえども油断できない、地図、コンパス、そしてGPSは必須アイテムだなと身をもって感じた。
達沢山手前のナットウ箱山でランチタイム、ローソンLチキ入りのカップラーメンBIGを仕込んでおり、これを楽しみにしていた。
達沢山から旭山を経由しての尾根ルートはほぼ廃道といった感じで、倒木が多い。
マーキングも少なく道迷いしやすい感じでもあって慎重に下った。
小さなピークで小休憩をとったらちょうどテルテル坊主が掛かっており、みたら旭山であった。
ここまで来たらあと少しだが、地図にない林道や伐採ゾーンに出くわし最後まで気が抜けなかった...。
集落と果樹園が見えて、最後に柵があって、それを開けてやっとゴールであった。
登山口の標識は木々に埋もれていた。
開放的な果樹園に沿った道をすこし歩いた先が桃の里温泉だった。
丁度到着した20分後に無料の温泉巡回バスがやって来るというので、嬉しくも悲しくも、慌てて入浴する羽目となってしまった...。
巡回バスで石和駅に着いたら今回もプチ贅沢な特急かいじ号での帰京とした。
電車が5分後に到着とのことで、お手洗いやビールとつまみを慌てて購入し電車に乗り込んだ。
電車はwi-fi完備で快適空間でルービーをプッシュっと開けて横になったら、いつのまにか寝てしまい、目が覚めたら新宿のすぐ手前だった。
先週の大菩薩~牛ノ寝通りは沢山の登山客で賑わっていたが、その一方で今回は先週の賑わい方がまるで嘘であるかのような誰にも会うことのない静かな山行であった。
総括としては天気に景色に恵まれ、静かな山歩きを存分に堪能できた満足のいくものとなった!