天気 :高曇り
メンバー:ひとり
行程 :大洞駐車場8:20→地蔵岳9:10→(小沼~小地蔵)→鳥居峠10:30→(駒ケ岳)→黒檜山12:00→(赤城神社)→大洞駐車場13:30
遠征最終日、上越の天気がイマイチなのと疲れが残っていたので、山ボードはキャンセルし、代わりに赤城山でハイキングをしてきました。
天気予報は曇りでしたが意外と晴れており空気も清々しく楽しいハイキングが楽しめました。
<山行記録>
上越は雨予報、関東北部は曇り予報の為、当初は秩父か西上州の山に登ろうかと群馬で車を運転していた中、
特徴的な赤城山のシルエットが目に入り、折角ここまできたら是非赤城山に登りたいと思い今回の山行を決めた。
以前は花見ヶ原から登っており、大沼から登るのは初めてである。
黒檜山登頂のみでは勿体ない為、少し距離はかさむが地蔵岳と小沼を巡る反周回コースを計画した。
朝8時20分大洞駐車場をスタート、小さなスキー場の横を歩いてまずは地蔵岳へと登る。
地蔵岳への登りは階段が続く急登であったが、気温が高い中、うっかり冬山の服で登り始めてしまったおかげで、
わずか標高差200m程度の登りでいきなりヘトヘトになってしまった....。
地蔵岳は黒檜山の絶好展望スポットであった。
山頂には国土交通省等と記載されたいかつい電波塔が複数建造されていたが、所有元が全く記載されていない施設もあってそれが不気味であった。
(つい謎の軍事施設みたいなものを連想してしまう。)
地蔵岳から一旦下山した後は小沼を目指す。
小沼の周囲は歩くことができ、ここからの展望も上々であった。
地蔵岳には全く人がおらず貸し切りだったのだが、小沼から少し登った小ピークの長七郎山は逆に多くの人々で賑わっていた。
丁度何処かの山の会の方がおり「写真撮りますよ」と声をかけてくれたので、お言葉に甘えて記念撮影してもらった。
長七郎山から小地蔵に登り、マイナールートでダイレクトに鳥居峠に降り立った。
マイナールートは急ながら赤テープが一定間隔で取り付けられており、迷う心配は無かった。
(写真:鳥居峠から望む駒ケ岳。)
鳥居峠からは再びしっかりとした登りとなるが、本日は軽装ハイキングスタイルなので40分程で駒ケ岳に登ることができた。
黒檜山山頂、空が澄んでいたら中々の景色が拝めたかもしれないが、この日は霞が思った以上に酷く、
遠方に谷川連峰らしき山々のシルエットがうっすら見えたが、ほぼ景色の無い展望であった.........。
黒檜山周辺のみ雪が意外と残っており、下山はチェンスパが欲しいような道がしばらく続き、スリップに気を付けつつ降りて行った。
大分標高を下げて雪も無くなった辺りで、鳴りやまないヘリの爆音が響き渡り、ホバリングの訓練かと思ったら、
登山道で転倒して頭から出血してしまったハイカーの救助の真っ最中であった。
レスキューはトラブルなく無事終了、ハイカーは無事とのことで本当に良かった!
何でもないハイキングコースで転んで出血とのことだが、決して他人事ではない。
自分もしっかり気を引き締めなければと思った。
一方、隊員の高度なヘリの操作技術には大いに関心させられた。
能登震災の時、SNSで空輸は効果が薄いといった情報が出回っていたが、それが完全なデマであったことをこの場でしっかりと認識することができた。
最後は赤城神社に立ち寄って無事活動終了、ハイキング日和の中、メリハリあるコースを楽しめ一人で歩くには少し勿体なかったと思った。
このあと赤城山温泉に向かったが、日帰り入浴を続けてくれた宿は臨時休業になっていた。
赤城山温泉には期待していたが残念ながら再訪は無いだろう...。
その後麓の入浴施設、ラーショと経由して、下道~圏央道~東北道~首都高と経由して帰京した。