天気 :晴後曇り
メンバー:ひとり
行程 :桧枝岐6:50→会津駒ヶ岳11:40→桧枝岐13:20
2月末に有給休暇を習得、金曜日~土曜日で南東北方面に遠征してきました。
金曜日は会津駒ヶ岳でスノーボード、新しい板の初陣でしたがとにかく軽くて買ってよかったです!
<山行記録>
<山行記録>
今回の山行は新しいスプリットボードの初陣である。
保有しているバートンの板がビッグで重く、滑走では心強さを感じれたが、毎々活動での体力消耗が激しく、以前から板をアップデートしたいと思っていた。
そんな中、年末メルカリで理想的な板を発見、買おうかどうか迷っていたが一か月間売れずに残ってくれたおかげで購入に踏み切った。
購入価格は約40,000円、スプリットボードにしては相当安いが、アタッチメントやシールの買い替えも必要で、
結局40,000円近い追加の出費が発生、中々大きい投資となってしまった...。
さて、新しい板の初陣の山は、遠方ながら何度も通っているお気に入りの会津駒ヶ岳を選択した。
自宅から桧枝岐村までの距離は300km弱、所要時間は約5時間、夜に東京を発して桧枝岐には夜明け前に到着できたが、
運転の疲労が酷くて仮眠、結局朝7時のスタートとなってしまった。
早朝の外気温はー7度、放射冷却がピリッと肌に感じる寒さであった。
さて、気になっていた新ボードの使い心地であるが、まずシールの効きは上々、そして何よりも足回りに軽さを感じれた.........!
これならシートラの負荷も大分軽減できそうで、幕営道具を背負っての宿泊山行にも対応できそうだと実感した。
序盤のヘリポートまでの急登は雪質によっては厄介となるが、この日は新品のシールのおかげかスリップも皆無で、
ストレスを一切感じることなく安全に登り上がることができた。
ヘリポートで小休止、最近は高カロリーのカツサンドorチキンサンドが目下お気に入りである。
この先も登りが続く中、立派なトレースはある一方で雪はかなり重く、ほぼノーラッセルにもかかわらずシール歩行で結構体力を絞られた....。
トレースは概ね利用させてもらったが所々でジグザグしていたので、場所によっては自分で新しいトレースを引いていった。
(写真:日光白根山、過去に1度登頂しているが、ガスっていたので、いつか晴れの日に登りたい。ここから俯瞰するとトムラウシのような王冠型に見える。)
無事に急登をやり過ごした先から針葉樹林帯へと変わってくるが、会津駒ヶ岳はここからが長いといつも感じている。
圧倒的に板が軽くなったこともあって登高ペースの劇的アップを期待してみたが、しばらくするといつもと同様に脚が重くなってきて、
思いのほかペースを上げることはできなかった...。
引き続きシール歩行テクニックの向上と、スタミナと筋肉をつけて脂肪を落とすといった課題が突き付けられた格好である...。
標高を上げるにつれて斜度は緩くなって、明らかにスキー向けのルートになってきているのだが、
何故かいつもここで疲れてしまってペースが上がらない......。
しかしここまで来れば工程の2/3は超えている。山頂まではもう少しである。
森林限界を抜けたら山頂まではあと約1km.....、前回よりは何となくしんどく無かったが、いつもと同様に最後はカメさん歩きペースでの登頂となった。
先行の方々は中門岳へと向かっており山頂には誰もおらず、この日は雪が多く山頂標識も見えなかった。
少し風が強かったが山頂では30分ほど休憩して、その後はいよいよ滑降である。
何時になっても滑降の直前は何故か緊張してしまう......。
滑降スタート!板は普通に滑ってくれた...、が、どちらかと言えばストップスノー、トレースの上を滑っても滑りが悪く、
(いつもと同様に)若干登り基調の場所で板を外す必要が生じてしまった...。
その後もストップスノー気味ではあったが、悪雪に強いスノーボードだけあって、それからは一度も板を脱がず下山することができた。
新しい板であるが、板自体が短くなったので深雪には若干不利になった感じもしたが、概ね許容範囲であり、滑降機能についても問題なさそうでよかった。
さて、今回の活動であるが、雪も多く、十分にスノーボードも楽しめ、遠方から時間とコストをかけて来た甲斐があったといえるものとなった!
次回は中門岳や大戸沢岳を繋ぐプラスアルファの山行にトライしてみようと思う。