天気 :晴
メンバー:ひとり
行程 :元橋6:30〜平標山10:20〜仙ノ倉山11:50〜(シッケイ沢)〜群大ヒュッテ14:40〜土樽16:10
晴れの日曜日、この時期定番の谷川エリア、クラシックルートの仙ノ倉山~シッケイ沢ルートにチャレンジしてきました。
なんと仙ノ倉山~シッケイ沢は貸し切りでおまけにバージンスノー、思い出に残る豪快大滑降となりました!!
<山行レポ>
毎年行きたいと思いつつ都合や天気があわず見送りになっていた仙ノ倉山、やっと登頂できました!
前日は1日休暇でしたが一睡もできず、深夜1時、自宅を出発。
途中眠くなって赤城高原SAでラーメンを食べて仮眠。
起きたら、あちゃ~、5時、、、平標山は例年人気が上がってて駐車スペース確保が必至、、、間に合うか!?
といった心配は杞憂、平標山登山駐車場はこの時期除雪され無料開放、助かりました!
結局やや遅めの朝6:30、スタート、雪も締まって歩きやすい!
晴れ予報ですが今日は冷え込んでて寒い、アバランチリスクは通常より低めだろうと推測できる寒さだった。
ちなみに今日はスノーシューをチョイス、とはいえ相変わらずボードが重いぜ。。。
途中からヤカイ沢に入る、この時期は巨大デブリーランドが定番ですが、今年は3,4月が寒かったからかデブリがまほとんど見られない。
そんなこんなでブナ林を抜けて稜線へ、いや~、景色最高!
ここからマイペース、ゆっくり上りあげる。なんせ今日は長丁場!
で、10時半前に平標山到着、天気、景色良しですが風が強い。
西ゼン側におりれば不思議とその風をよけきれる場所があるのですが、もっと上へ歩くので、
記念撮影をさくっと済ませて先に向かいます。
先行者がいると思いきや、いなそうで、ここからはたった一人で仙ノ倉山を目指すことに。
途中ピークをいくつかトラバースして12時前、仙ノ倉山到着、一人での記念撮影も完了!
そうこうしてるうちにガスが出てきた!ガスったら大変なので安全な滑降ポイントに移動します。
(間違って隣の毛渡沢に飛び込まぬよう気を付けなければいけない。)
さあスノーボードで滑降です!
出だしは急斜面+シュカブラでキツイ、、、加えてシッケイ沢自体が意外と深く、
ルートが雪でつながっているのか、まったくわからない。
ちなみにシュプール跡は皆無!!!
ここまできたら行くしかない、地形図で何度もルートを確認、そして滑降!
シュカブラ急斜面を超えれば、広大な緩斜面、思いっきりシュプールを刻みます。
そして谷は、、、核心となるか、、、結果は、しっかり雪がつながってることを確認!!
心配が1つ消えたと同時に気持ちも吹っ飛び、最高のザラメ雪、誰もいない中、一人雄たけびをあげて豪快大滑降の始まりです!!
気温が低いのも幸いして雪もよく滑るし最高!!
とはいえ稜線を見ると落ちきっていない雪庇が沢山、、、油断禁物です、急ぎましょう!
で、あっとゆうまに毛渡沢出合、ここから先はところどころ沢が割れててボードでの滑降は厳しそうだ。
なので、ここからひたすら川の横を歩きます。
スノーブリッジを何回も横断しとぼとぼ歩いていると、毛度沢を滑降してきたスキーヤーに出会い、抜かれる。
このルート、やはりボードじゃ大変、、、。とにかくボードが重いぜ。。。
そんなこんなで群大ヒュッテ到着!数年前にしっかりした橋があることは予習済み、
楽々対岸に渡れます。
(ひと昔前は板の外されたやらしいつり橋を渡るしかなかった。。。)
ここからは西ゼンやイイ沢からのスキートレースをストックボードで無理やり滑降!
途中からは長い歩きで土樽駅に到着!電車を利用する客は私一人。
ダイヤは大丈夫か!?さて電車は、、、1時間後に臨時電車!よかったぜ!
(水上~湯沢間の電車は標準1日たった5本しかない。)
やってきた電車はステンレスの新型車両、今は昔の国鉄車両じゃないんだね。
湯沢からバスに乗って登山口についたのは夜6時、、、あるのは自分の車のみ。
苗場で温泉に浸かって、夕ご飯は駒沢の一風堂と決めてたのですが、
予想通り猛烈な睡魔に襲われ上里で仮眠、結局、深夜の帰宅となった訳でありました。
ともあれ無事計画完遂!今日は完全燃焼でした!!