天気 :曇り
メンバー:ぼいじゃ、しょうたろう
行程 :ヌク沢出合6:50→80m大滝下10:20→50m大滝上11:50→西沢渓谷P13:10
2016年初沢登りは奥秩父のヌク沢に出かけてきました。
久しぶりの沢登りはほろ苦い最低猛省山行となってしまいました。
詳しくはレポをご覧ください。
<すこしほろ苦いヌク沢レポート>
今年2016年一発目の沢登りはぼいじゃと将太郎に誘われて奥秩父の名渓、
ヌク沢を遡行となった。
ヌク沢はザイル不要な初級の沢で、直登可能な大滝のルートさえ押さえればまったく問題ないだろう。
そんな気持ちで計画もお任せし、遡行図にもしっかりとは目を通していなかった。
朝7時前の寒い中遡行スタート、どこでも登れて巻きも簡単な滝が連続して飽きさせない。
ルートどりには自信があったので体に任せてガンガン小滝を直登していく。
が、名もなき3メートル強のナメ滝でやってしまった.........!
足をつけた滝上の水流が思った以上に強く足を踏ん張れない。。。
セミ状態になってしまった!これはヤバい。。。
後輩2人はそこは巻いていた。
態勢を戻そうとしたところでスリップ!
ウォータースライダーで釜へドボン!
ぶっちゃけ滑落だった。。。
幸いきれいなウォータースライデングができたので外傷ダメージは全くはなかった。
本当に運が良かった。。。。
最悪骨折かご臨終であったかもしれない。
なぜ滑ったのか、ルートがありえなかったのか?
フェルト足袋が古かったのか?(大分すり減っていて要交換な状態ではあった。)
ともあれ滑落後、自信をすっかり失ってしまった。。。
山行途中での自信喪失は、最大級のリスク発生以外の何物でもない...!
その後、ビビりながらの中途半端なチキン遡行になる。。。
確信の80m大滝はガバ豊富、階段状でどこから登っても大丈夫そうに見えた。
しかし私は先程のスリップが脳裏をよぎり、最も安全な左岸端ルートを選択する以外の解を導き出せなかった。。。
(今日の滑落がなかったら深く考えず観察した最適ルートをフリーソロしていたと思う。)
80m滝は問題なかった。が、最後の50m滝で追い打ちをかけるミスをやってしまった。
一か所悪いところがあって、クライムダウンがやや難しいセミ態勢に陥ってしまったのだ......!
ここはメンバーがお助けひもを出してくれたのでそれをご利用させてもらい事なきを得た。
沢登りを普通にこなしていれば、全く問題なしの斜面だったと思う。
またメンバーに「登攀、ヒヤヒヤしましたよー。」といわれてしまった。
同行メンバーが他メンバーに対し「この人大丈夫かな~。。。」感じた時点で、
そのグループは相当な遭難リスクを抱えているグループといえる。
今回、心の中で山を少しなめていた感が否めず存在し、きついお灸をすえられたといったところだろうか。
さてどうするか?グチグチ言ってもしょうがない。
克服のためにはトレーニングしかないだろう。
モチベーションを再び高め、成長していきたい次第である。
おしマイケル!